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2020/09/30 英国とカナダは29日、ベラルーシのルカシェンコ大統領に制裁を導入したと発表した。8月の大統領選挙での不正疑惑や抗議デモへの暴力に対するもので、対象者の渡航が禁止されたほか、資産が凍結された。西側諸国としては初めての対ベラルーシ制裁となる。英国はルカシェンコ氏とその息子ビクトル氏のほか、内相ら政府高官を含む合計8人を制裁対象とした。カナダの制裁対象はルカシェンコ氏のほか10人。
2020/09/30 菅義偉首相は29日、ロシアのプーチン大統領と就任後初の電話会談を行った。両首脳は歯舞、色丹両島の引き渡しを明記した1956年の日ソ共同宣言を基に平和条約締結交渉を加速させるとした2018年の首脳間合意を再確認。近いうちに対面形式の会談を目指すことで一致した。18年合意は安倍晋三前首相とプーチン氏が交わした。日本側が事実上、2島返還を先行する立場にかじを切ったとみられており、菅氏はこの踏襲を明確にした形だ。ただ、領土交渉をめぐる日ロの立場の隔たりは大きく、安倍政権時代からこう着状態に陥っている。
2020/09/29 政府は29日の閣議で、首相補佐官に共同通信社前論説副委員長の柿崎明二氏(59)を充てる人事を決定した。10月1日付で就任し、政策の立案と検証を担う。これに先立つ9月30日付で共同通信社を退職する。首相官邸によると、国会議員を経ずに報道機関出身者が首相補佐官に就任するのは初めて。加藤勝信官房長官は記者会見で「これまでの知識、経験を踏まえて政策全般について評価、検証、改善すべき点を必要に応じて首相に進言を行っていただく」と述べた。柿崎氏は秋田県出身で早大卒。毎日新聞社を経て1988年に共同通信社入社。2019年から論説副委員長。9月16日から総務局付。
2020/09/29 大相撲幕下で新潟県佐渡市出身の魁渡(24)=本名・萩原頌胆、浅香山部屋=が引退することが28日、分かった。浅香山部屋のSNSで同日までに公表された。 金井中卒業後に角界入りし、2012年夏場所で初土俵を踏んだ。16年初場所は序二段で、20年初場所は幕下で、ともに全勝優勝を飾ったが、ここ数年は首のけがを抱えていた。西幕下25枚目で迎えた秋場所は3勝4敗だった。
2020/09/29 新潟県佐渡市は28日、秋の4連休(9月19~22日)の入り込みが1万2964人に上り、前年(9月21~23日)に比べ64%増加したとのまとめを公表した。市は国の観光支援策「Go To トラベル」など複数のキャンペーンが効果を挙げたと分析している。新型コロナウイルス感染症の影響で、全国的に観光が冷え込む中、市内では独自の衛生管理基準「佐渡クリーン認証制度」を策定。基準を満たした飲食店、宿泊施設を認証するなど、全国に先駆けて「安全な島」を打ち出してきた。同日の定例記者会見で渡辺竜五市長は「クリーン認証をベースにした受け入れ体制と、国県市のキャンペーンが機能した」と説明。新幹線、船など交通費がかかるために佐渡への旅行は割高になりがちだが、キャンペーンの割引が来島を後押ししたとの見方を示した。連休中は長野、群馬からの観光客が多く、レンタカーもほぼ出払った状態となるなど、車での移動が多かったという。10月1日には東京も「Go To トラベル」の対象となる。渡辺市長は「感染予防を徹底した上で進めるのが、これからの観光の大きな方針となる」とした。 市観光振興課によると、10月の佐渡汽船の乗船予約は対前年比36%減となっている。
2020/09/29  環境省は29日、新潟県佐渡市の野生下のトキによる今季(2019年12月23日~20年7月3日)の繁殖について、85羽が巣立ったとする最終結果を発表した。24日時点の生息数は458羽。全ての繁殖ペアのモニタリングが困難になっているため、生存率のデータや、ねぐらから飛び立つトキの個体数を調べる「ねぐら出一斉カウント調査」の結果を踏まえ、統計処理する「統合個体群モデル」の手法で算出した。その結果、営巣したペアは7月の速報値より41組多い127組で過去最多だった。ひなを巣立たせたペアは12組増えて38組となり、巣立ったトキは18羽多くなった。ふ化したひなの数などはデータがそろわず算出していない。
2020/09/29 ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン氏は、民主党の大統領候補ジョー・バイデン前副大統領が11月の大統領選で勝利した場合、中国に対する強硬姿勢を維持する必要があるとしつつも、焦点は関税よりも産業政策に当てられるとの見通しを示した。トランプ大統領に批判的なクルーグマン氏はロイターとの電子メールでのインタビューで、「米中関係は複雑だ。米国には真の不満がある半面、トランプ大統領の貿易戦争に大きな支持はない」とし、「そのため、バイデン氏は中国との対決を続けるだろうが、軸足をより産業政策に置き、他国を連携させるなど、異なるアプローチが取られるだろう」と述べた。トランプ大統領が再選すれば、米中関係は「非常に悪化する」と予想した。
2020/09/28 旧ソ連のアルメニアとアゼルバイジャンの係争地ナゴルノカラバフ(Nagorny Karabakh)で27日に起きた戦闘で、両国は互いに、最初の攻撃を仕掛けてきたのは相手側だと非難した。戦闘により少なくとも23人の死亡が発表されており、同地域に影響力を持つロシアとトルコを引き込む恐れがある。アルメニアとアゼルバイジャンの係争地、ナゴルノカラバフの位置を示した地図(2020年9月27日作成)。© AFP アルメニアとアゼルバイジャンの係争地、ナゴルノカラバフの位置を示した地図(2020年9月27日作成)。 アルメニアとアゼルバイジャンはナゴルノカラバフの帰属をめぐり数十年にわたり対立を続け、長年のライバルとされてきた。アルメニアの支援を受けるナゴルノカラバフで起きた今回の戦闘は、約110人が死亡した2016年以降最悪の軍事衝突となり、新たな紛争の懸念が高まっている。アルメニア当局によると分離独立派のアルメニア兵16人が死亡し、戦闘により100人以上が負傷した。アルメニア、アゼルバイジャンの双方がアルメニア人の女性と子どもが死亡したと発表。アゼルバイジャン政府は、アルメニアの分離独立派が発した砲撃により、アゼルバイジャンの5人家族が死亡したと発表した。
2020/09/28  公明党は27日、7期目の山口那津男代表が率いる新体制がスタートし、山口氏は菅義偉政権を支える姿勢を重ねて強調した。菅首相が掲げる改革や女性政策は、福祉を重視する公明党の理念と重なるだけに協調路線を築きやすいが、党の独自性が薄れる危険性もはらむ。 「公明党は『大衆とともに』という大きな政治理念のもと、国民の声を吸い上げてきた。私は皆さんの政治に心から拍手を送る一人であります」菅首相は27日、来賓として公明党大会に出席し、同党の政治姿勢を持ち上げてみせた。
2020/09/27 大相撲秋場所13日目の25日、幕下は東洋大出身の寺沢(新潟県佐渡市出身、高砂部屋)が栃清龍(岐阜県出身、春日野部屋)との全勝対決を制し、7戦全勝で優勝した。三段目は元幕内貴ノ岩のおい、埼玉栄高出身の北天海(モンゴル出身、尾上部屋)が7連勝で制覇。序二段はモンゴル生まれで鳥取城北高出身の大器、北青鵬(北海道出身、宮城野部屋)が先場所の序ノ口に続き、7戦全勝で制した。序ノ口は久之虎(和歌山県出身、出羽海部屋)が7戦全勝で優勝した。【寺沢の話】幕下での優勝はなかなかできるものではないので、すごくうれしい。来場所は番付が大きく上がるし、しっかり稽古をする。御嶽海関と若隆景関は大学の先輩。いつかは同じ土俵で闘いたい。
2020/09/27  洋画家の水津(みなづ)燧(ひとる)さん(66)の作品展が、佐渡市梅津の梅津保育園周辺の屋外で開かれている。青空の下、佐渡の自然から着想を得たフレスコ画とテンペラ画計22点が並んでいる。海外や東京などで創作活動を行った後、現在は生まれ育った佐渡市のアトリエを拠点とする水津さん。屋外で作品展を開くのは初めてで、新型コロナウイルス感染症拡大の中でも気持ちを和らげてほしいと企画した。梅津保育園前の道路脇に棒を組んで展示。同市石名の天然杉などをモチーフに、セメントの板にしっくいを塗って乾く前に描き上げるフレスコ画などで神秘的に描いている。水津さんは「室内で見るのとは違う、開放感を楽しんでもらいたい」と話している。
2020/09/27 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が韓国人男性射殺事件について謝罪し、南北関係の緊迫化は回避されたが、韓国内では文在寅政権の対応に遺族の反発が高まっている。男性の兄は、意図的に北朝鮮に越境しようとしたとの韓国側説明を否定。韓国政府は26日、調査を続けると明らかにした。男性は海洋水産省の所属で40代。韓国領・延坪島の近海で船に乗り、違法操業の取り締まりをしていた途中、消息を絶ち、北朝鮮側の海域で射殺された。兄のイ・レジンさんは、船員であれば救命胴衣は常時着用していると話し、男性が船に配属されたばかりだったことから「転落事故だ」と主張している。
2020/09/26 菅義偉首相は25日夜、中国の習近平(シーチンピン)国家主席と就任後初めての電話協議を行った。首脳間などで緊密に連携をとっていくことで一致したが、首相は沖縄・尖閣諸島周辺で相次ぐ領海侵入を念頭に、東シナ海での中国側の動きに懸念を伝えた。焦点となっている習氏の国賓訪日には触れず、調整を先送りした形となった。  日本政府の説明によると、両首脳は新型コロナウイルスの感染症対策や経済関係者の往来再開に向け協議を行うことや、北朝鮮による拉致問題への対応をめぐる連携を確認。首相は会談後、記者団の取材に「首脳間を含むハイレベルの中で2国間および地域、国際社会の諸課題について緊密に連携していこうということで一致した」と語った。
2020/09/26 菅義偉首相は25日夜、中国の習近平国家主席と初めて電話会談した。日中関係発展を見据え、首脳間を含むハイレベルで、2国間や国際的な課題に対して緊密に連携することで一致した。「日中関係の安定は、両国だけでなく地域や国際社会のために極めて大事で、共に責任を果たしていきたい」と述べた。延期された習氏の国賓来日に関しては協議しなかった。中国公船による沖縄県・尖閣諸島周辺への領海侵入を念頭に「東シナ海情勢」への懸念を伝えた。日本政府関係者によると、首相は拉致問題を含む北朝鮮への対応について提起。両首脳は、日中が連携することを確認した。
2020/09/25 北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長が、北朝鮮軍による韓国人射殺事件について、「失望感を与えて申し訳ない」と、韓国側に謝罪したことがわかった。韓国大統領府は25日に会見し、北朝鮮側から25日午前、事件に関する書簡が送られてきたと明らかにした。書簡の中で金委員長は、「わたしたちの海域で良くないことが起き、文在寅(ムン・ジェイン)大統領と韓国の同胞に大きな失望感を与えたことを、非常に申し訳ないと考えている」と、射殺事件について謝罪したという。また、韓国大統領府関係者によると、ここ1カ月の間に、南北関係を修復する内容を含む親書のやりとりが首脳間で行われていたという。北朝鮮の最高指導者による異例の謝罪により、事件をめぐる南北の緊張が緩和する可能性もある。
2020/09/25 英国のラーブ外相は24日の下院審議でベラルーシ情勢に関連し、ルカシェンコ大統領の圧勝とされた8月の大統領選は「自由、公正でなかった」と批判、「重大な人権侵害」に関与した責任者らを対象に制裁を検討していると表明した。米国やカナダ政府と連携し、制裁対象リストの作成を急いでいると説明した。ロイター通信によると、3カ国は早ければ25日にも制裁を発動する可能性がある。米政府当局者は選挙の不正や暴力に関与した数人が対象となると語ったという。大統領選は不正だとする国民の抗議が続く中、ルカシェンコ氏は23日、6期目の就任式を強行した。
2020/09/25 韓国軍は24日、黄海上で北朝鮮への越境を図った韓国人の船員を北朝鮮軍が射殺したと発表した。新型コロナウイルス流入の懸念からか、北朝鮮軍は海上で遺体を焼いて遺棄。韓国の文在寅大統領は「衝撃的事件だ。いかなる理由であれ容認できない」と強く非難し、北朝鮮に責任ある説明と措置を求めた。射殺されたのは海洋水産省の40代の男性船員。韓国側が北朝鮮との境界線と定める北方限界線(NLL)に近い小延坪島付近の海上で21日、作業中の船からいなくなった。韓国軍は22日午後、男性が北朝鮮側海域で漂流しているのを確認した。
2020/09/25 米共和党議員は、11月の大統領選挙後の政権交代は混乱なく行われると約束した。平和的な政権移譲への確約を拒むトランプ大統領を戒めた格好になる。マコネル共和党上院院内総務は24日、「11月3日の選挙における勝者が来年1月20日、大統領に宣誓就任する。1792年から4年ごとに行われているように、政権は整然と移行される」とツイッターに投稿した。
2020/09/23 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は22日、国連(UN)総会の演説で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)をめぐり、中国の責任を厳しく追及するよう求めた。一方、中国の習近平(Xi Jinping)国家主席はウイルスとの闘いを「政治問題化」しないよう警告した。今回の国連総会は、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各国から代表1人がマスクを着用して参加するのみで、ほぼすべてビデオ会議の形式で開催された。トランプ氏は事前に収録されたビデオ映像で、「われわれはこの疫病を世界に振りまいた国、中国の責任を追及しなければならない」と言明。米国の地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定(Paris Agreement)」からの離脱を主導した同氏は演説で、中国の炭素排出量やプラスチックごみの投棄も批判した。今回の総会では技術的問題を回避する狙いで各国首脳は前もってビデオ映像を送付するよう指示されていたため、習氏はトランプ氏の演説にすぐに反発することができなかった。
2020/09/22 米中対立の陰で、欧州連合(EU)の対中戦略が行き詰まっている。EUは米国のように中国を真正面から攻撃せず、投資や環境の分野で対中協力を模索してきたが、習近平国家主席は14日のEU・中国首脳会談でEUの懐柔策を受け入れなかった。新型コロナウイルス流行後の中国、EU間の力関係の変化も背景にある。

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岩田 雅プロフィール

近影

佐渡市(旧金井町)出身
1946年生まれ
(東京都世田谷区在住)
元通信社論説委員
2010年日本ペンクラブ会員

国際評論集

  • 第1弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく」(2010年)
  • 第2弾「鬼太鼓の鬼 アジアをゆく」
  • 第3弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく―女王のいる共和国」
    (2011年)
  • 第4弾「時代を歩く―評伝。
    本間雅晴のころ」
    (2012年)
  • 第5弾「時代と生きる-
    みやこの西北・早稲田の杜」
    (2013年)
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