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2019/07/31 米国の在ベルリン大使館は30日、原油輸送の要衝である中東のホルムズ海峡の航行の安全確保に向けた取り組みについて、米国がドイツに参加を正式に要請したことを明らかにした。大使館の報道官は、「米政府はホルムズ海峡の航行の安全を確保し、イランの攻撃に対応するための取り組みついて、ドイツに対しフランスと英国と共に参加するよう正式に要請した」とし、「独政府当局者は航行の自由を確保する必要があるとの考えを明確に示している。われわれの質問は、こうした航行の自由を誰が確保するのかということだ」と述べた。同コメントは当初、ドイツのDPA通信が報じたが、その後、大使館報道官が確認した。
2019/07/31 米当局者は30日、北朝鮮が発射した飛翔体に関し、短距離弾道ミサイル2発との見方を示した。CNNテレビが伝えた。
2019/07/30 韓国は、ホルムズ海峡での船舶の航行の安全確保を目指す米国主導の有志連合に加わるため、駆逐艦1隻を含む海軍の部隊を派遣する計画。韓国の経済紙「毎日経済新聞」が報じた。米政府は同盟諸国に対し、有志連合への参加を呼び掛けている。報道によると、韓国はソマリア沖で活動する海軍の海賊対策部隊、清海(チョンへ)をホルムズ海峡に派遣することを決めた。ただ、韓国国防省は、中東地域で自国の船舶を護衛するための措置を模索しているが、決定はまだ下されていないと表明。同省の報道官は29日の定例会見で「ホルムズ海峡を航行する韓国の船舶を守る必要があることは明白だ。そのため、さまざまな可能性を検討している」と述べるにとどめた。ポンペオ米国務長官は先週、米政府が韓国、日本、フランス、ドイツ、オーストラリアなどに有志連合の参加を求めたとブルームバーグテレビのインタビューで明らかにしている。ボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は前週、韓国を訪問した際、韓国の国防相を含む高官らと有志連合の問題について話し合った。ただ、報道官によると、会合で正式な要請はなかった。清海部隊は2009年以降、ソマリア沖アデン湾でアフリカ諸国や米国、欧州連合(EU)と協力して船舶を海賊から守る活動を展開してきた。
2019/07/29 米軍が先月、戦闘中の限定的な核兵器使用を想定した新指針をまとめていたことが28日、分かった。核爆発後の放射線環境下で地上戦をどう継続するかなどの課題にも言及している。核弾頭の小型化を進めるトランプ政権下で、通常戦力の延長線上に核戦力を位置付ける傾向もうかがえる。新指針は米軍統合参謀本部が6月11日付でまとめた内部文書「核作戦」。ホームページで一度公開した後、非公開にした。全米科学者連盟が保存し開示している。文書では「核使用は戦闘領域を根本から変え、司令官が紛争でどう勝利するかを左右する状況をつくり出す」などと力説している。 この記事をキュレート   
2019/07/28 北朝鮮の対南宣伝サイト「わが民族同士」は28日の論評で、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)破棄を韓国に要求した。北朝鮮は、歴史問題が通商摩擦に拡大した日韓の関係悪化を日米韓の軍事協力弱体化の好機とみて、引き続き協定破棄を文在寅政権に要求するとみられる。 GSOMIAを巡っては、日本政府による韓国への輸出規制を機に、韓国内で労働組合や市民団体などが文政権に破棄を求めている。日本政府閣僚らは維持すべきだと主張している。論評はGSOMIAについて、韓国の朴槿恵前政権と安倍晋三政権による「犯罪的共謀と結託の産物で、戦争協定である」と主張。
2019/07/28 9月のモスクワ市議選に出馬予定だった独立系候補が出馬を阻まれた疑惑を巡り、野党支持者ら3500人以上が27日、モスクワ市役所前で抗議集会を開こうとして治安当局と衝突した。警官隊は当局が許可していないとして市役所周辺から市民を排除し、計1007人(野党系サイト)を拘束した。独立系候補はプーチン政権に批判的な立場。立候補登録に必要な有権者の署名が実際は有効だったにもかかわらず、モスクワ市選管に無効とされた疑惑が強まっており、20日にも抗議集会が行われたばかり。27日は市役所周辺の歩道が封鎖され、抗議する市民らは「通らせろ」などと訴えた。      もっと記事を見る
2019/07/27 欧州各地を襲った熱波の影響により、パリで25日午後、気温が42.6度に達し、観測史上最高を記録した。従来の記録だった1947年7月の40.4度を72年ぶりに上回った。フランスのメディアは一斉に「歴史的な猛暑日だ」と報じた。
2019/07/25 北朝鮮は25日午前、短距離ミサイルを日本海に向けて少なくとも2発発射した。米国が北朝鮮との非核化交渉の再開を目指す中、トランプ政権への圧力を強める狙いがあると考えられる。 韓国の複数の防衛当局者は「正体不明」のミサイル2発が430キロメートル程度飛行したと説明した。発射の数時間前にボルトン米大統領補佐官(国家安全保障担当)は韓国訪問を終え、帰途に就いていた。これら当局者らによれば、ミサイルはこれまでも試験が行われてきた元山の東部から発射され、朝鮮半島東方の日本海に着水したとみられる。
2019/07/25 英国のメイ首相が欧州連合(EU)離脱協議をめぐり党首を辞任することになり、事実上の次期首相を選ぶ保守党の党首予備選挙の結果、大本命とされるEU強硬離脱派のジョンソン前外相と、自ら「負け犬」と公言し一発逆転を狙うEU残留支持派のハント外相の一騎打ちとなることが決まった。今後は全国の保守党16万人の党員投票で過半数の支持を獲得した者が勝者となる。新党首は7月22日に発表され、翌23日には新首相が誕生するが、最近の世論調査ではジョンソン首相の下でのEUからのノーディール(合意なし)離脱待望論が高まる。英紙『デーリー・テレグラフ』は6月18日付で英市場調査会社の世論調査を引用し、「保守党の党員はジョ…
2019/07/25 イラン大統領府によると、ロウハニ大統領は24日の閣議で、「ホルムズ海峡とペルシャ湾の安全確保は主にイランと沿岸諸国の役割だ。秩序を乱すことは許さない」と語った。米国がホルムズ海峡での船舶の安全確保を目的に検討している有志連合に反対し、実現阻止へけん制する狙いがあるとみられる。
2019/07/24 イギリス保守党の党首選で、メイ首相の後任に選ばれたボリス・ジョンソン前外相は、10月末までにEU(ヨーロッパ連合)から離脱する考えをあらためて示した。党首戦に勝利したジョンソン氏は、24日にエリザベス女王からの任命を受け、首相に就任する。ジョンソン氏は、対EU強硬派の筆頭格で、「合意なき離脱」も辞さない構え。ジョンソン次期首相「わたしを疑う全ての人に言う! 国に力を与え、10月31日にEUを離脱を実現させる」
2019/07/24 イラン海軍のトップであるホセイン・カンザディ少将は23日、イランは湾岸地域における全ての米国船舶を監視しており、米国船舶の日々の動向に関する画像の保存記録を有していると述べた。ニュースサイト「ヤング・ジャーナリスト・クラブ」が伝えた。カンザディ少将は「われわれは敵の船舶を全て監視している。特にアメリカだ」と指摘。画像はイランのドローンを使って記録したという。「われわれは連合軍とアメリカの日々およびその時その時の交通の完全な画像と大規模なアーカイブを有している」と語った。
2019/07/23 国国防省は23日、韓国軍が同国領空に侵入したロシアの軍用機に警告射撃を行ったことを明らかにした。ロシア軍機が韓国の領空を侵犯するのは初めてという。韓国はロシア政府に抗議した。ロシア軍機3機が23日午前に韓国防空識別圏(KADIZ)に進入し、このうち1機が韓国領空を侵犯した。韓国国防省の発表文によると、中国の軍用機2機もKADIZに進入した。韓国軍によると、ロシア機は午前9時過ぎ、韓国が実効支配し日本も領有権を主張する独島(日本名・竹島)上空の韓国領空を侵犯。韓国国防省発表文は、警告射撃を含め「韓国軍は戦術行動を取った」とした。ロシア機は韓国領空を去ったものの、約20分後に再び領空に侵入。韓国側は再び警告射撃を実施した。韓国国防省は、韓国の軍用機が領空侵犯に対して「通常の対応を取った」と説明。詳細については明らかにしなかった。
2019/07/23  菅義偉官房長官の注目度が急上昇している。4月1日、新元号「令和」の発表を行ったことで、「令和おじさん」として一躍、人気者に。産経新聞とFNNの合同調査では、次期首相候補として4位の座を獲得した。 官房長官としての在任期間は6年4カ月超と歴代最長。常に安倍内閣の危機管理を担い、影のように支える。そんな菅氏は、いったいどのようにして政治家の道を志したのか。かつて本誌記者は菅氏本人と、菅氏の故郷を取材している。 1967年3月、18歳の菅氏は、秋田県から集団就職列車に乗って上京した。ホームにはまだ雪が残っていた。菅氏本人が本誌にこう語っている。「青雲の志なんてたいそうな話じゃない。どんよりした雲。降り積もる雪。農家の長男だから農業を継がなければならない。とにかく田舎から逃げ出したい、その一心。家出同然だった…湯沢市秋ノ宮地区。宮城県境に近い山あいの地は、冬は2mの雪に覆われる県内でも有数の豪雪地帯だ。1948年12月6日、菅はこの地で生まれた。 今は統廃合されたが、通っていた秋ノ宮小学校・中学校は家のすぐ先にあった。中学は野球部で、サードで1番打者。野球部で菅氏と一緒だった同級生の由利昌司氏が本誌にこう語っている。「義偉君はバットを投げ出すような変わった打撃フォームだった。先生にちゃんと構えて打つように言われても、自分はこっちのほうが振りやすいからと、けっして考えを曲げなかった。トップバッターで出塁率も4割近くあったから、結局、先生もあきらめて何も言わなくなりましたね」高校は県立湯沢高校に進むが、学校まで遠くて部活は続けられなかった。「高校の同級生で義偉くんのことを知っている者は少ない。彼が政治家になったとき、『菅ってどんな奴だ?』と聞いた奴が、卒業アルバムを見たら同じクラスだったというエピソードがあるくらいです。当時は、誰も彼がこんな大政治家になるなんて思ってなかった」(由利氏)高校卒業後に上京し、板橋区の段ボール工場に勤務するが、わずか2カ月で辞めてしまう。「現実は甘くなかった」と菅は多くを語らないが、その後は生活との戦いが待っていた。 朝は築地市場で働き、夜は新宿の飲食店で皿洗い。その合間に受験勉強を続け、上京して2年後、法政大学法学部に入学する。選んだ理由は「授業料が最も安かった」からだ。 そして、入学後も、ガードマンや新聞社の雑用、カレー屋などのアルバイトで生活費と学費を稼いだ。大学時代、唯一打ち込んだのが空手だった。アルバイトに追われながら三段の段位を取っている。「自分を厳しい状況におきたかった。空手からは礼節や先輩、後輩の序列を学びました。そして我慢することを覚えた。練習はすごく厳しかったが、どんなにきついことも時間が来れば終わるということを知りました。アルバイトばかりの大学生活でしたが、人生修業はやった気がします」(菅氏)大学卒業後、電気設備の会社にいったん就職するが、自分が本当にやりたいことは何かをいつも思案していた。「人生は一回きりだから自分の思うように生きたいと考えるようになったんです。それが政治の世界に入ることだった。政治は世の中の根幹だ。そこがいちばん面白そうだ。そして、日本を変えたいと思った」(同)大学の学生課とOB会を訪ね、「法政出身の政治家を紹介してください」と頼みこんだ。衆院議員の小此木彦三郎を紹介され、横浜の事務所で秘書の口を得る。11年にわたる秘書時代は書生のような暮らしだった。「小此木さんは礼儀の厳しい人だった。箸の上げ下ろしから教えてもらった恩人です」(同) 1984年、小此木が通産大臣に就任すると、菅は大臣秘書官に抜擢された。菅は、そこで初めて、本当の意味での政治の世界を勉強したという。そして1987年4月、37歳で横浜市議選に初出馬。選挙区には77歳の自民党の長老議員がいた。その長老は息子に後を譲り引退すると発表したが、その直後、息子が急死してしまう。「非常に不遜なんですけど、それなら自分でも勝てると思って、出馬を決断するんです。もしかしたら自分は運が強いんじゃないかと思っていました」(同)ところが、長老が再び出馬すると言い出した。自民党横浜市連は、混乱を避けるため、菅に出馬を断念するよう求めたが、菅は頑として応じなかった。「私にすれば『何だ?』という気持ちですよ。おかげでいじめられました。長老に逆らったという理由で公認ももらえず、選挙区には後援会長のなり手もいなかった 孤立無援の戦いは過酷だった。朝6時から夜9時まで、1日300軒、選挙までに3万軒を回り、その間に靴を6足履きつぶした。 そして無事当選し、菅氏は政治家としての第一歩を踏み出す― 1989年、元号改正にあたって「平成」と発表した小渕恵三氏は、「平成おじさん」として知名度を上げ、結果的に首相にまでなった。だとすると、今回、「令和おじさん」として知名度を上げた菅氏に「ポスト安倍」として期待の声が高まるのも当然だろう。菅氏は、4月8日の記者会見で「『ポスト安倍』などまったく考えていない」ときっぱり述べているが、その心中はいかばかりだろうか。
2019/07/23 安倍晋三首相(自民党総裁)は22日、参院選投開票を受けて党本部で記者会見し、国会での憲法論議の推進を各党に呼び掛けた。安倍政権下での憲法改正に前向きな「改憲勢力」が国会発議に必要な参院3分の2(164議席)を割り込んだことを踏まえ「与野党の枠を超え、3分の2の賛同が得られる改正案を練り上げたい。自民党案だけにとらわれず、柔軟に議論していく」と述べた。 9条への自衛隊明記を含む自民党改憲案4項目にこだわらない姿勢を示し、各党に前向きな対応を促した格好だ。2020年の改憲実現目標に改めて言及した上で「スケジュールありきでない」とも語った。
2019/07/22 第25回参院選は21日投開票された。全選挙区の議席が確定し、自民、公明両党は改選124議席の過半数63を確保した。ただ、自公と憲法改正に前向きな日本維新の会の「改憲勢力」で、改憲発議に必要な参院の3分の2(164)維持に必要な85議席を割り込んだ。全国で32ある改選数1の「1人区」は自民の22勝10敗で、3年前の21勝をわずかに上回った。
2019/07/21 中東のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)で英船籍のタンカーがイラン革命防衛隊(IRGC)に拿捕(だほ)された問題で、イランの港湾当局は20日、漁船との衝突事故として調査を開始したと発表した。イラン側の主張によると、スウェーデン企業が所有する英タンカー「ステナ・インペロ(Stena Impero)」は19日、サウジアラビアに向けて航行中に漁船と衝突し、現在はイラン南部ホルモズガン(Hormozgan)州バンダルアバス(Bandar Abbas)沖に停泊中だという。
2019/07/20 米国が中東のホルムズ海峡(Strait of Hormuz)でイランの無人機(ドローン)を撃墜したと発表したことについて、イランのアッバス・アラグチ(Abbas Araghchi)外務次官は19日、イランは無人機を一切失っていないと否定し、米国が「誤って」自国の無人機を撃ち落とした可能性を示唆した。 アラグチ次官はツイッター(Twitter)に「われわれはホルムズ海峡でもほかの場所でも一切無人機を失っていない。米強襲揚陸艦ボクサー(USS Boxer)が誤って自国の無人機を撃ち落としたのではないかと懸念している」と投稿した。 ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は18日、イランの無人機がホルムズ海峡を航行中の米海軍艦艇の安全を脅かしたため、同艦艇が無人機を撃墜したと発表。一方でイランのモハンマドジャバド・ザリフ(Mohammad Javad Zarif)外相は18日、米ニューヨークの国連(UN)本部に到着した際に「きょう、無人機を失ったという情報はない」と述べていた。
2019/07/19 トランプ米大統領は18日、米海軍の艦船がペルシャ湾のホルムズ海峡でイランの無人偵察機を撃墜したと明らかにした。無人機が艦船に接近してきたためだという。一方、イランは無人機撃墜について情報はないとしている。トランプ氏はホワイトハウスでのイベントで、無人偵察機は米艦船から約900メートルの距離を飛行していたとし、「離れるよう求めた複数回の警告」を無視したと説明。「国際水域で活動する船舶に対するイランの挑発的・敵対的行動だ。米国には自国の人材や設備、利益を守る権利がある」と強調した。
2019/07/19 中東のホルムズ海峡周辺で米国が船舶警護の有志連合結成を呼び掛けていることを受け、イランが日本や英独仏を含む少なくとも7カ国に対し、「ペルシャ湾の緊張緩和につながらない。イランは歓迎しない」と外交ルートで通告し、有志連合に参加しないよう促したことが18日、分かった。複数のイラン政府筋が共同通信に明らかにした。 各国大使館などを通じて口頭で意向を伝えた。有志連合構想では日本など米同盟国の対応が焦点だ。伝統的な友好国のイランから不参加を促された日本は、イラン包囲網の構築を目指す米国と板挟みの形となり、難しい対応を迫られている。

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岩田 雅プロフィール

近影

佐渡市(旧金井町)出身
1946年生まれ
(東京都世田谷区在住)
元通信社論説委員
2010年日本ペンクラブ会員

国際評論集

  • 第1弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく」(2010年)
  • 第2弾「鬼太鼓の鬼 アジアをゆく」
  • 第3弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく―女王のいる共和国」
    (2011年)
  • 第4弾「時代を歩く―評伝。
    本間雅晴のころ」
    (2012年)
  • 第5弾「時代と生きる-
    みやこの西北・早稲田の杜」
    (2013年)
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