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2019/05/31 欧州連合(EU)の顔、欧州委員長選びに暗雲が漂っている。23~26日にあった欧州議会選では、これまで首脳人事の主導権を握ってきた主流会派が衰退。最大会派が推す候補に親EU派内からも異論が相次ぎ、人選は難しくなりそうだ。  欧州議会の最大会派の地位を維持した「欧州人民党(EPP)」に所属するドイツ人のウェーバー氏(46)は27日未明、選挙結果を受けてこう話した。「我々の会派に勝る多数勢力はない」。言葉には、自分こそ、EUの行政トップである次の欧州委員長にふさわしいとの思いがこもる。欧州委員長は巨大なEUの官僚組織を束ね、各国の首脳との通商交渉などを担う、EUの顔の1人。現在のユンケル欧州委員長(64)の5年の任期が今年10月末で切れるため、後任選びが必要となる。
2019/05/30 韓国外交省報道官は、トランプ米大統領が在日米軍基地での演説で「日本海(the Sea of Japan)」と述べたことに対し、「(韓国政府としては)東海(East Sea、日本海の韓国の呼称)と併記をしなければならないとの立場だ」と発言した。 28日の定例会見で述べた。韓国は、国際的呼称である日本海の呼称について、東海と改めるか両方を併記するよう国際社会に求めている。 トランプ氏は28日、米海軍第7艦隊の横須賀基地で将兵らに演説した際、日本とその周辺を担当する同艦隊の任務を称賛する文脈で、「the Sea of Japan」と言及した。報道官はトランプ氏の演説について、韓国政府の原則的な立場から「苦言」を呈した形だ。 一方、報道官は、トランプ氏の訪日や安倍晋三首相との会談について「両国間の緊密な意思疎通は、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定に寄与すると考えている」と述べた。トランプ氏は6月に大阪で開かれる主要20カ国・地域(G20)首脳会議に出席するのに合わせ、約1年7カ月ぶりに韓国も訪問する予定だ。(ソウル=武田肇) もっと見る
2019/05/29 台湾の国防部(国防省に相当)は28日、有事に高速道路を戦闘機の滑走路として利用する訓練を5年ぶりに行い、報道陣に公開した。訓練を視察した蔡英文総統は、近年高まる中国からの脅威に対し「高度の警戒を保つ必要がある」と訓示した。 中国からの武力侵攻を想定した年次演習「漢光35号」の一環。中国は、台湾に面する地域に短距離弾道ミサイルだけで約1500発を配備しており、ミサイルの一斉攻撃で台湾の全ての滑走路を破壊できるとされる。このため、国防部は本島の高速道路など5カ所を代替滑走路に指定し、2004年から不定期に訓練を実施している。この日は、性能向上改修を受けた主力戦闘機F16Vやミラージュ2000、早期警戒機E2Kなど計4機が彰化県の高速道路に着陸。攻撃ヘリが空中で護衛する中、燃料と弾薬を補給し、次々と離陸した。
2019/05/28 トランプ米大統領を迎えた宮中晩さん会での天皇陛下のお言葉は次の通り。(全文) この度、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ閣下が、令夫人と共に、我が国を再びご訪問になりましたことを心から歓迎いたします。 特に、私が皇位を継承してから最初の国賓として、こよい、大統領ご夫妻を晩さん会の席にお迎えすることができ、うれしく思います。 我が国が、鎖国を終えて国際社会に足を踏み出したのは、今から165年前の1854年に、貴国との間で日米和親条約を締結したことに始まります。それ以来、日米両国とその国民は、さまざまな困難を乗り越え、相互理解と信頼を育み、今や太平洋を隔てて接する極めて親しい隣国として、強い友情の絆で結ばれております。特に近年、両国の関係が、政治や経済にとどまらず、芸術、文化、スポーツ、最先端技術など、幅広い分野で深みを増していることを、喜ばしく思います。また、日米両国が困難な時に互いに助け合える関係にあることは大変心強く、とりわけ、8年前の東日本大震災の折に、2万人を超える貴国軍人が参加した「トモダチ作戦」をはじめ、貴国政府と貴国国民から、格別の温かい支援を頂いたことを、私たちは決して忘れることはないでしょう。貴国と皇室との交流の歴史にも、また特別なものがあります。私の祖父である昭和天皇は、香淳皇后とご一緒に、1971年、ご即位後初めての外国ご訪問の途次に立ち寄られたアラスカにおいて、ニクソン大統領ご夫妻より、そして、1975年にご訪米をされた折には、フォード大統領ご夫妻より、それぞれ歓迎を頂きました。また、私の両親である上皇、上皇后両陛下も、皇太子時代の1960年に初めて貴国を公式訪問された折には、アイゼンハワー大統領ご夫妻はじめの歓待を受けられたほか、ご即位後の1994年には、国賓として、クリントン大統領ご夫妻をはじめ貴国の国民から手厚くおもてなしいただいたとうかがっています。  私自身の貴国との最初の思い出は、1970年の大阪万博であり、当時私は10歳でしたが、月の石を間近に見たことや、チャールズ・リンドバーグ飛行士に、水上飛行機シリウス号の操縦席に乗せていただいたことを、今でも鮮明に覚えています。その後、1985年に、英国留学の帰途、貴国を初めて長期に訪れた折には、レーガン大統領から温かくお迎えいただきました。マンハッタンの摩天楼、サンフランシスコやニューオーリンズの街並み、グランドキャニオンの威容など、都市や自然のスケールの大きさと多様性に強い印象を受けたことが懐かしく思い起こされます。皇后も、幼少の時期をニューヨークで、また、高校、大学時代をボストン郊外で過ごしており、私どもは貴国に対し、懐かしさと共に、特別の親しみを感じています。  トランプ大統領ご夫妻が、前回のご訪問の折にお会いになった上皇陛下は、天皇としてご在位中、平和を心から願われ、上皇后陛下とご一緒に、戦争の犠牲者の慰霊を続けられるとともに、国際親善に努められました。今日の日米関係が、多くの人々の犠牲と献身的な努力の上に築かれていることを常に胸に刻みつつ、両国の国民が、これからも協力の幅を一層広げながら、ゆるぎない絆を更に深め、希望にあふれる将来に向けて、世界の平和と繁栄に貢献していくことを切に願っております。  日本は、今、緑の美しい季節を迎えています。大統領ご夫妻の今回のご滞在が、楽しく、実り多いものとなることを願うとともに、お二方のご健勝、そして、アメリカ合衆国の繁栄と貴国国民の幸せを祈り、杯を上げたく思います。
2019/05/27 ゴルフから大相撲観戦に炉端焼き-。米メディアは26日、国賓として来日したトランプ大統領に対する日本側の厚遇ぶりを大きく取り上げた。 米紙ワシントン・ポスト(電子版)は、大統領がゴルフ場で安倍晋三首相と自撮り写真に納まり、東京・六本木の炉端焼き店での夕食会では和牛ステーキを楽しんだことなどを紹介。「大統領はほぼ観光客として1日を過ごした」と皮肉った。 米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(同)は異例ずくめとなった大統領の大相撲観戦の様子を詳報。升席では座布団には座らずに椅子に腰掛け、米国大統領杯の授与のために土俵に上がった際はスリッパを履いたことを伝え、「伝統に縛られた相撲界を揺さぶった」と評した。 
2019/05/26 現地時間25日、第72回カンヌ国際映画祭の授賞式がフランスで行われ、ポン・ジュノ監督の映画『パラサイト(英題) / Parasite』が最高賞となるパルムドールに輝いた。韓国映画のパルムドール受賞はこれが初。昨年の是枝裕和監督作『万引き家族』に続き、アジア勢が連続でパルムドールを獲得する快挙となった。
2019/05/26 英国のメイ首相が24日に辞意を表明したことを受けて、調査会社ユーガブが同日、英国の成人2233人に「メイ氏が保守党党首と首相を辞めるのは正しいか」を聞いたところ、67%が「正しい」と答えた。保守党の支持者に限ると71%に上った。 メイ氏の辞任を最も惜しんでいるのは、欧州連合(EU)からの離脱撤回を求める野党・自由民主党に投票する人で、辞任が「正しい」とするのは57%にとどまった。最大野党・労働党の支持者では保守党支持層とほぼ同じ72%だった。
2019/05/25 移民・難民問題で人々に寛容さを訴えるフランシスコ・ローマ法王と、移民排斥を掲げるイタリアの与党「同盟」を率いるサルビーニ副首相(内相)の確執が鮮明化している。欧州連合(EU)全域で行われている欧州議会選(23~26日投開票)では移民問題への有権者の関心が高く、その「場外戦」として注目されている。
2019/05/25 23~26日に投開票される欧州連合(EU)の欧州議会選挙で、反EUを主張するポーランドの右派与党「法と正義」(PiS)の支持率が急落している。カトリック司祭による子供への性的虐待を追ったドキュメンタリーが話題となり、同国カトリック界と密接な関係にあるPiSのイメージダウンにつながったためとみられる。
2019/05/24 韓国の文在寅大統領は23日、外務第1次官に知日派の趙世暎・国立外交院長(57)を任命した。大統領府報道官は「日本に精通する外交官として専門性と実務経験が豊富だ」と述べ、悪化している日韓関係の打開に向けた役割に期待感を示した。 
2019/05/24 自民党の小泉進次郎厚生労働部会長は23日、東京都内で講演し、「この国に必要なのはスピード感を持った変革だ」と語った。出席者から、将来首相に就任した場合に目指す国づくりについて問われ、答えた。 ただし、自身が首相に就任する可能性に関しては、「なんとかこのまま行きたいという人が本当に多い中、大胆に変えることに血道を上げ、スピードも伴って変えたいと訴える男には出番がないのではないか」と述べた。 
2019/05/23 ロイター/イプソスが21日に公表した調査によると、米国民の約半数は数年以内にイランとの開戦を予想している。調査によると、イランが米国の安全保障上の脅威になるとの懸念は昨年より高まっている。ただ、イランへの先制攻撃は大半が反対。一方、イランが米軍を攻撃した場合、5人中4人は、限定的、もしくは全面的に反撃すべきだと考えている。調査は5月17─20日に実施。全米1007人から回答を得た。うち、民主党員は377人、共和党員は313人。誤差の範囲は4%ポイント。トランプ米大統領の対イラン政策については、支持しないが49%、強く反対が31%。支持するは39%だった。
2019/05/23 弘法大師空海の誕生日を祝う高野山真言宗の最大行事「青葉まつり」が6月15日に開かれるのを前に、和歌山県高野町の総本山金剛峯寺で22日、祭りの主役を務める「稚児大師」と「青葉娘」がお披露目された。稚児大師に町立高野山こども園の園児小椋紘睦ちゃん(5)、青葉娘には金剛峯寺職員の瀧本真知子さん(24)ら4人が選ばれた。5人は約1500人が練り歩く祭りのメイン「花御堂渡御」行列の山車に乗る。稚児大師は中央に座り、青葉娘は四隅から縁起物の絵札を観光客らにまく「散華」を行うなどして、祭りを華やかに彩る。 もっと記事を見る
2019/05/22 トランプ米大統領は19日放送のFOXニュースのインタビューで、2月末にハノイで行われた米朝首脳会談で、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、保有する5カ所の核関連施設のうち1、2カ所の廃棄しか望まなかったと語った。会談で正恩氏は北西部・寧辺の核施設の廃棄を表明したが、米国が求めたすべての核計画放棄は受け入れず、物別れに終わった経緯がある。 5カ所には寧辺が含まれるとみられるが、他がどの施設かは不明。米政府は北朝鮮が核施設を幾つ保有しているか明確にしていない。トランプ氏が、これまでに米政府が公表していない核施設の情報に言及した可能性もある。 
2019/05/22 英国のメイ首相は21日、6月上旬に予定している欧州連合(EU)離脱案の4回目の採決に向け、新たな提案を示した。離脱を巡る国民投票再実施の可能性に言及したほか、関税同盟でも譲歩するなど、野党への配慮がにじむ。ただ最大野党の労働党などはすでに難色を示しており、先行きは依然不透明なままだ。メイ首相は「議会承認を得るための採決が3回実施されたが、政党を超えた合意が得られなければ、英国はEUを離脱しないということが現実だ」と指摘。「全党、全議員に申し上げたい。私は譲歩した。今度はあなた方に譲歩をお願いしたい」とした上で「国民からは(EU離脱という)明確な付託を受けている。どうか国民の付託に応える方法を見い出すために協力してほしい」と訴えた。また離脱協定案には、EU離脱の是非を問う2回目の国民投票を実施するかどうかについて議会に諮ることを要件とする項目が含まれると明らかにした。これに対し、労働党のコービン党首は、首相の提案は「おおむね従来案の二番煎じ」にすぎず、党として賛成できないと表明。与党・保守党内でもデービス元離脱担当相やリースモッグ議員といった強硬派らが反対の意向を示した。北アイルランドの地域政党・民主統一党(DUP)は「致命的な欠陥」が払拭されていないと指摘した。 *内容を追加しました。 もっと見る
2019/05/21 ウクライナのゼレンスキー新大統領(41)が20日、就任した。首都キエフの最高会議(議会)での就任演説で、東部2州の一部を実効支配する親ロシア派武装勢力との紛争の停戦が「最優先課題だ」と強調、ロシアと「対話の用意がある」と述べた。ポロシェンコ前大統領の会派が最大勢力の議会を解散するとも宣言した。 10月下旬に予定されていた議会選が前倒しで実施される可能性が出てきた。ポロシェンコ氏を支えてきたクリムキン外相、ポルトラク国防相、トゥルチノフ国家安全保障防衛会議書記は20日までに辞意を表明。ゼレンスキー氏は演説で内閣総辞職を呼び掛けた。
2019/05/20 メイ英首相は19日付の日曜紙サンデー・タイムズに寄稿し、6月5日ごろに計画している欧州連合(EU)離脱案の4度目の議会採決で「大胆な提案」を行うと表明した。具体策は不明だが、政府の離脱案は3度否決されており、過半数の支持を得るには修正が不可欠と判断したもようだ。 
2019/05/20 フランスでマクロン政権に抗議する黄色いベスト運動のデモが18日、27週連続で行われた。内務省によると、全国の参加者は約1万5500人。昨年11月に約28万人が参加した初の一斉デモが行われてから半年が経過したが、参加者は3週連続で最少を更新した。 マクロン大統領は17日「私はこの運動に対して既に答えを示した。(デモに)政治的将来はない」と述べ、26日に投票が行われる欧州連合(EU)欧州議会選での投票を促した。 パリでは18日も引き続きシャンゼリゼ通りなどでのデモは禁じられた。参加者は前週の約1200人から約1600人に増加した。 もっと記事を見る
2019/05/19 北朝鮮の金星国連大使は17日、米国が国連安全保障理事会の制裁決議や米国内法に違反したとして、北朝鮮の大型貨物船「ワイズ・オネスト」を差し押さえたことに抗議し、国連のグテレス事務総長に緊急措置を講じるよう求める書簡を送った。朝鮮中央通信が18日伝えた。 書簡は、差し押さえは「不法な強奪行為で、国連憲章を踏みにじる主権侵害行為だ」と非難し、朝鮮半島情勢に与える悪影響を世界が憂慮していると主張。緊急措置を取ることで国連の公正性を示すよう求めた。具体的にどのような措置かは触れず、国連の今後の動きを見守るとしている。
2019/05/19 日米両政府は、安倍晋三首相が今月下旬に来日するトランプ米大統領と会談する際、共同声明の発表を見送る方向で検討に入った。複数の日本政府関係者が18日、明らかにした。貿易交渉と北朝鮮対応で日米の立場に隔たりがあるため、文書による対外発信にこだわる必要はないとの判断に傾いた。 2014年にオバマ米大統領(当時)が国賓として来日した際、日米は沖縄県・尖閣諸島に関する米国の防衛義務を明記した共同声明を出している。令和時代の初の国賓として招くトランプ氏との間で共同声明を打ち出さない今回の対応は、首相が単独主義的なトランプ氏との関係に苦慮している印象を与えそうだ。

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岩田 雅プロフィール

近影

佐渡市(旧金井町)出身
1946年生まれ
(東京都世田谷区在住)
元通信社論説委員
2010年日本ペンクラブ会員

国際評論集

  • 第1弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく」(2010年)
  • 第2弾「鬼太鼓の鬼 アジアをゆく」
  • 第3弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく―女王のいる共和国」
    (2011年)
  • 第4弾「時代を歩く―評伝。
    本間雅晴のころ」
    (2012年)
  • 第5弾「時代と生きる-
    みやこの西北・早稲田の杜」
    (2013年)
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