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2017/12/31 イランのテヘランで30日午後、物価高や政府の経済政策などに抗議する1千人規模のデモがあった。また地元メディアによると、国内各地でも28日以降、同様のデモが発生。第2の都市・北東部マシュハドでは52人が逮捕され、他都市でも警官隊と衝突した。デモが事実上禁じられているイランでは極めて異例の事態。3割近い若年層の失業率や、経済制裁が解除されてからも遅々として進まない経済発展に市民がしびれを切らした形だ。 テヘラン中心部のテヘラン大学周辺の広場などには30日夕、市民が続々と集結。政府を批判するスローガンや「独裁者に死を」「政治犯を釈放せよ」などと叫び、警官隊に向かって石を投げつけた。花火やゴミに火をつける人もいた。付近の地下鉄駅は閉鎖され、デモは散発的に続いている。付近には多数の警官隊が配備され、デモが始まるとバイクなどでデモ隊を追い払った。地元メディアによると28日以降、中部イスファハンや北西部タブリーズなど、少なくとも11都市で数百人規模のデモがあったといい、首都テヘランにも飛び火した形だ。警官隊が催涙ガスや放水車で対応したという。
2017/12/30 北朝鮮による拉致被害者曽我ひとみさん(58)が26日、11日に亡くなった元米兵の夫チャールズ・ジェンキンスさんへの思いをつづった手記を佐渡市を通じて発表した。「日本への帰国は夫の後押しがあったから実現できた」と感謝しつつ、「私の母に会わせてあげたかった」と、母ミヨシさん=失踪当時(46)=との対面がかなわなかった無念をにじませた。  手記は...
2017/12/30 ロシア第2の都市サンクトペテルブルクのスーパーマーケットで今週発生し14人が負傷した爆発事件で、イスラム過激派組織「27日)の攻撃は、イスラム国系グループによって実行された」と主張した。イスラム国(IS)」が29日、犯行声明を出した。 ISは傘下のプロパガンダ機関アマック(Amaq)を通じ反抗声明を出した。
2017/12/30 エジプトの首都カイロ近郊ヘルワンにあるキリスト教の一派、コプト教会の付近で29日、銃撃があった。国営中東通信は、保健省の情報として10人が死亡、5人が負傷したとしている。実行犯は2人組で、同通信は1人が逮捕されたと報じた。1人は殺害されたとの情報がある。銃撃戦があったコプト教会前。治安部隊が警戒に当たっていた=29日、カイロ近郊ヘルワン、翁長忠雄撮影© 朝日新聞 銃撃戦があったコプト教会前。治安部隊が警戒に当たっていた。現場近くにいたトゥクトゥク(三輪タクシー)運転手ムハンマドさん(20)によると、軍服のような姿の2人組がバイクで乗り付け、警備していた警官や市民に向けて銃を撃ち始めた。2人組のうち1人は住民らに取り押さえられ、殴られた。逃走した1人を警察が追跡したという。エジプトでは昨年12月にカイロ、今年4月に北部タンタとアレクサンドリアでコプト教会が狙われ、計約70人が死亡。いずれも過激派組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。国家非常事態が発令されたが、5月には中部ミニヤ県でコプト教徒を乗せたバスが襲撃され、29人が死亡した。
2017/12/29 北朝鮮が弾道ミサイルか人工衛星の発射を準備している兆候が確認され、数日か数週間で発射される可能性があると、米CNNテレビが27日、報じた。情報当局者を含む複数の政府関係者が明らかにしたという。北朝鮮のミサイル発射場周辺で機材の動きが複数見られるとしている。韓国紙・中央日報は26日、韓国政府関係者の話として、北朝鮮が新たな人工衛星「光明星5号」を製造し、打ち上げる計画があると報道しており、米政府がつかんでいるとされる兆候は、この計画についてのものとみられる。CNNは別の政府高官の話として、トランプ政権が韓国や日本との合同軍事演習について、時期や具体的規模など詳細な情報の公表を控えることを検討していると伝えた。北朝鮮の核・ミサイル問題の外交的解決に向け、北朝鮮を過度に刺激しないためという。
2017/12/26 ロシアのラブロフ外相は25日、米国と北朝鮮に対し交渉を開始するよう呼び掛けた。ロシア通信(RIA)が報じた。ラブロフ外相は、ロシアが交渉を仲介する用意があると述べたという。ロシアはこれまで、北朝鮮の核・ミサイル開発を巡る緊張の緩和に向け、米朝に対話実施を呼び掛けてきた。北朝鮮の外務省は24日、国連安全保障理事会が採択した追加制裁について、戦争行為であり、完全な経済封鎖に等しいと非難した。
2017/12/26 ローマ・カトリック教会のフランシスコ(Francis)法王(81)は25日、毎年恒例のクリスマスメッセージ「ウルビ・エト・オルビ(Urbi et Orbi)」(ローマと全世界へ)を発表し、エルサレムの平和を求めるとともに、紛争で傷を負った子どもたちの窮状に目を向けるよう訴えた。また、メッセージでは朝鮮半島にも言及した。バチカンにはメッセージを聴こうと数万人の信徒が詰めかけ、フランシスコ法王は「エルサレムと全ての聖地における平和」を呼び掛けるとともに、「イスラエル人とパレスチナ人との間で増す緊張のため、苦しみ続ける中東の子どもたちの中にわれわれはイエスの姿を見る」「対話を再開する意志が当事者たちの間に広まり、相互の合意および国際社会が承認する国境の範囲内で二つの国家が平和的に共存することを認める、交渉による解決にたどり着くことができるよう祈ろう」と語り掛けた。
2017/12/25  師走のグランプリ競走「第62回有馬記念」(G1、芝2500メートル)は武豊騎手騎乗の圧倒的1番人気キタサンブラックが優勝。ラストランで有終の美を飾り、オーナーの“サブちゃん”こと歌手の北島三郎氏はレース後、愛馬への感謝をこめた新曲「ありがとうキタサンブラック」を披露した。北島氏はゴールの瞬間、感極まった表情で両手を広げて万歳。最終レース後に開催された「キタサンブラックのお別れセレモニー」では「本当にありがとうございました。たくさんの方に愛して支えていただいて、これ以上の幸せを感じたことはないです。感謝でいっぱいです」とあいさつした。レースを振り返り、「きょうは泣かまいと思っていたのに、3コーナーのころから涙がぽろぽろ流れました」と感涙したことを明かし、「胸が熱くなって涙がこぼれました。感動をひしひしと感じています」と語った。さらに「同じ北海道から出てきた思いを書きましたので聞いてください」と仰天発言。過去のキタサンブラックの映像に乗せて、新曲「ありがとうキタサンブラック」を披露した。最後には公約通り名曲「まつり」を熱唱。セレモニーのためにレース終了後も競馬場に残ったファンを喜ばせた。 外部サイト 【有馬記念】キタサン有終V サブちゃん感謝こめた新曲を披露 【有馬記念】シュヴァルグラン不利受けながら3着 ジャパンC覇者の地力見せた! 【有馬記念】キタサン人気にファン悲鳴…競馬場から最寄り駅まで「徒歩90分
2017/12/23  天皇陛下は23日、84歳の誕生日を迎えられた。これに先立ち皇居・宮殿で記者会見し、2019年4月末の退位が正式に決まったことについて「残された日々、象徴としての務めを果たしながら、次の時代への継承に向けた準備を、関係する人々と共に行っていきたいと思います」と述べた。 今月8日、退位の日を19年4月30日とする政令が閣議決定された。陛下は会見で「再来年4月末に期日が決定した私の譲位については、これまで多くの人々がおのおのの立場で考え、努力してきてくれたことを、心から感謝しています」と語った。陛下は昨年8月8日に公表したおことばで、高齢になることで象徴の務めを全身全霊で果たせなくなることへの懸念を示し、退位の意向をにじませた。有識者会議による議論や衆参両院の正副議長による意見集約を経て、今年6月9日に退位を実現する特例法が国会で成立。今月1日に開かれた皇室会議を経て、退位の日も正式に決まった。
2017/12/20 国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(RSF、本部パリ)は19日、2017年に報道に関連して殺害された記者やメディアのスタッフらが65人に達したと発表した。このうち39人は報道内容を理由に意図的に命を奪われたという。犠牲者が多かったのは内戦が続くシリアの12人で、麻薬関連の犯罪が頻発するメキシコがこれに次ぐ11人。イスラム過激派によるテロが頻発するアフガニスタンが9人だった。女性の死者は10人で、昨年の5人から倍増した。この中には、世界各国の富豪らによるタックスヘイブン(租税回避地)利用の実態を暴露した「パナマ文書」の報道に関わり、爆殺された地中海の島国マルタの記者ダフネ・カルアナガリチアさんも含まれている。 
2017/12/19  上智大学(東京)で18日、バチカンと大学キャンパスを映像の回線で結び、ローマ法王フランシスコと学生らが対話するイベントが開かれた。イベントは、法王の人柄に触れる機会として企画され、上智大の学生のほか、経営母体の学校法人が運営する中学、高校の生徒など計約700人が参加した。日本の印象を問われた法王は、「能力を持ち、勤勉で、非常に多く苦しんだ国民というイメージがある」と述べ、「過度な競争、消費をずっと続けているが日本という国を称賛、尊敬している」と語った。また、今の若者に望むことなどを問われると、祖母と孫の交流を描いた黒沢明監督の映画「八月の狂詩曲」を例に挙げ、「高齢者との対話を通じ、国、家族、人間としてのルーツを探してほしい」と呼びかけた。兵庫県の六甲学院高2年の男子生徒(16)は、「厳かな中にも親しみやすさがあり、とても話しやすかった。ぜひ日本に来てほしい」と話していた。
2017/12/16 中国訪問中の韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は15日、北京の人民大会堂で中国の李克強首相と会談し、日中韓首脳会談を早期に開催すべきだとの考えで一致した。また韓国側の発表によると、在韓米軍の「終末高高度防衛(THAAD)ミサイル」配備問題で中断していた経済交流の再開で合意した。韓国青瓦台(大統領府)によると、文氏は「THAADの余波で困難に直面している企業が多い」と述べ、中国側に善処を要請。大気汚染問題や文化交流などさまざまな分野で交流を進めることも提案した。 これに対し李氏は「文大統領の今回の訪問で、中断していた両国間の協力事業が再稼働されるだろう」と経済や貿易などの政府間協議を再開する考えを表明。「一部の韓国企業が難しい状況に直面していることは知っているが、投資環境が悪化したわけではない」と韓国側の積極的な投資を呼びかけた。また李氏は、来年2月の平昌(ピョンチャン)冬季五輪で多くの中国人観光客が訪韓するとし、THAAD問題で急減した中国人観光客が回復するとの見通しを示した。 ただ韓国では、14日に韓国紙の写真記者2人が中国側の警護員に暴行を受けた事件への反発が強まっており、対中感情が悪化。野党各党は「中国側の意図的な侮辱だ」と批判、16日まで予定されている文氏の訪中日程の中断などを求めている。
2017/12/16 米東部ニュージャージー州フォートリー区の議会は14日夜、区内に慰安婦碑の設置を認める決議を全会一致で可決した。慰安婦碑が設置されれば、同州では5例目となる。設置場所は公表されていないが、公有地に建てられる。フォートリーでは2012年に、韓国系団体が慰安婦碑の設置を計画。デザインや碑文の内容をめぐって複数の韓国系団体で意見が対立し、計画はいったん立ち消えとなった。その後、地元の韓国系米国人の高校生らが16年にデザインを公募することを発表し、準備を進めてきた。すでに慰安婦碑のデザインは決定しており、地元の高校生による詩文が刻まれる。日本への言及はないという。
2017/12/15 - トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認定したことを受け、トルコのイスタンブールで13日、イスラム圏の57カ国・地域が加盟するイスラム協力機構(OIC)の緊急首脳会議が開催された。OIC首脳は、トランプ大統領の決定を非難するとともに、東エルサレムをパレスチナの首都と認めるよう国際社会に呼び掛けた。トルコのエルドアン大統領は、会議の最後に「今後は、中立の立場にない米国がイスラエルとパレスチナの仲介役となることは不可能だ」と発言。「今後の仲介役を誰にするかを協議する必要がある。この問題は国連でも取り組む必要がある」と述べた。
2017/12/14 漢字1文字で今年の世相を表す「今年の漢字」に「北」が選ばれ、京都市東山区の清水寺で12日、森清範貫主が揮毫(きごう)した。度重なる弾道ミサイルの発射や核実験の強行といった緊迫化する北朝鮮情勢などを反映した。 今年の漢字は日本漢字能力検定協会(同市)が主催し、今年で23回目。15万3594票の応募があり、「北」は7104票を獲得した。森貫主は「北」という字は2人が背を向けている形だとした上で、「話をしないことには通じないので、平和に向かって皆が努力していくことが大切だと思う」と話した。  。
2017/12/14 北朝鮮を先週訪れた国連(UN)のジェフリー・フェルトマン(Jeffrey Feltman)事務次長(政治局長)は12日、北朝鮮当局が戦争回避の必要性について同意していたことを明らかにした。ただし、協議に向けた具体的な提案はなかったという。フェルトマン氏は5~8日の訪朝について国連安全保障理事会(UN Security Council)に報告した後、記者会見を開き、北朝鮮の当局者らは「戦争を防ぐことが重要だという点に同意した」と語った。フェルトマン氏は北朝鮮で李容浩(リ・ヨンホ、Ri Yong-ho)外相、朴明国(パク・ミョングク、Pak Myong-Kuk)外務次官と会談した。
2017/12/13 サンフランシスコ市のエドウィン・M・リー市長が12日未明(日本時間同日夜)、市内の病院で亡くなった。65歳。地元メディアが伝えた。心臓発作による急死とされ、12日は市役所で会合に臨む予定だったという。リー氏は2011年11月に初当選し、2期目だった。中国出身の両親を持つ弁護士で、就任時にはサンフランシスコ初のアジア系市長と話題になった。 
2017/12/12 ニューヨークのバスターミナル、ポート・オーソリティー付近で11日朝のラッシュアワーに、バングラデシュ出身の男が、身につけた手製爆弾を爆発させた。男が負傷し、警察官ら他の3人が軽いけがを負った。デブラシオ市長は、「テロ攻撃の試み」との認識を示した。警察当局は男の身元について、アカエド・ウラー容疑者(27)と特定したことを明らかにした。クオモ州知事は記者会見で、爆発装置について「アマチュアレベル」との見方を示した。CNNの取材に対しては、容疑者がインターネットを活用して、爆弾の製造方法に関する情報を入手したもようと指摘した。フォックスニュースは、容疑者が勤務先の電気関係企業で装置を製作したほか、共犯者の情報は無いと伝えた。爆発は、米東部時間午前7時(日本時間午後9時)ごろに起きた。
2017/12/12 潟県佐渡市在住で、北朝鮮による拉致被害者の曽我ひとみさん(58)の夫、チャールズ・ジェンキンスさんが11日、亡くなった。 77歳だった。佐渡市や支援団体の「曽我さん母娘を救う会」の関係者によると、同市内で倒れ、病院で死亡が確認されたという。 ジェンキンスさんは1940年、米ノースカロライナ州生まれ。在韓米軍に所属していた65年、北朝鮮側に脱走。78年に拉致された曽我さんとは80年に結婚し、2人の娘をもうけた。北朝鮮では軍学校で英語教師などを務めていた。2002年に帰国した曽我さんを追うように、04年に娘2人と北朝鮮を出国。経由地のインドネシアでは曽我さんと再会し、熱い抱擁を交わした。日本の地に降り立ち、脱走などの罪で米軍の軍法会議を受け、禁錮30日の判決を受けて服役。その後、曽我さんの出身地の佐渡市で暮らしていた。 
2017/12/12 華やかな音楽と食事に彩られたストックホルム市庁舎でのノーベル賞記念晩さん会を締めくくる受賞者によるスピーチ。自然科学分野の受賞者がいずれもジョークを交えて謝辞を述べたのに対し、文学賞のカズオ・イシグロさん(63)は思い詰めた表情で長崎原爆と平和への思いを語った。 まず、英国移住前の5歳の頃、長崎市の家で畳に腹ばいになって、ダイナマイトを発明した化学者ノーベルの本を読んでいた際のエピソードを紹介。14年前に被爆した母親が「その人が、ダイナマイトの使われ方を心配してノーベル賞を作ったのよ」と、平和促進の賞だと教えられたことが印象に残っているとした。「年端のいかない私でも、平和がなければ恐ろしいものがこの世界を襲うかもしれないと分かっていました」と語りかけた。

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岩田 雅プロフィール

近影

佐渡市(旧金井町)出身
1946年生まれ
(東京都世田谷区在住)
元通信社論説委員
2010年日本ペンクラブ会員

国際評論集

  • 第1弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく」(2010年)
  • 第2弾「鬼太鼓の鬼 アジアをゆく」
  • 第3弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく―女王のいる共和国」
    (2011年)
  • 第4弾「時代を歩く―評伝。
    本間雅晴のころ」
    (2012年)
  • 第5弾「時代と生きる-
    みやこの西北・早稲田の杜」
    (2013年)
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