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2018/02/18 17日付の北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞(電子版)は、平昌冬季五輪の開会式に出席したペンス米副大統領が北朝鮮高官代表団との接触を避けたことなどを非難した。その上で「保有すべきものを全部保有したわれわれは、米国との対話を求めておらず、時間がたつほど焦るのは他ならぬ米国だ」と主張した。 同紙は「トランプ(米大統領)らは、われわれに対して犯した罪を反省し、ペンスのような人物を平和の祭典に派遣した失策を後悔した方がいい」と指摘。「米国が制裁・圧力に出ようと、軍事的選択を取ろうと、謀略を働こうと、われわれは全てに対処する方策を準備している」と強調した。 一方、別の論評では、故金正日総書記が過去2回、南北首脳会談に臨み、「統一問題の民族同士による解決」などをうたった共同宣言を発表した「業績」を評価。金正恩朝鮮労働党委員長が高官代表団の訪韓を受け、「北南関係の改善発展の方向を具体的に提示した」として、南北首脳会談の準備に入ったことを示唆した。  news
2018/02/15 韓国の文在寅ムンジェイン大統領は13日、平昌ピョンチャン五輪を契機に北朝鮮との対話が進んでいることに関連し、「米国も南北対話を肯定的に見ており、北朝鮮との対話の意思を明らかにした」と述べた。 文氏が同日、ラトビア大統領との会談で発言した内容として大統領府が明らかにした。 文氏は、具体的な内容には踏み込まなかったが、ペンス米副大統領が米紙ワシントン・ポストのインタビューで北朝鮮との対話に応じる可能性を示唆したことを踏まえた発言とみられる。韓国政府関係者は発言後、「米国の態度はかなり我々に近づいている」との認識を示した。 文氏は10日、金正恩キムジョンウン朝鮮労働党委員長の妹、与正ヨジョン氏ら北朝鮮の高官級代表団との会談で自身の訪朝を要請された際、前向きな考えを示す一方で米朝対話の実現が不可欠との認識を示した。今後、南北軍事当局者会談などを通じて米国との接触を促す方針だ。韓国メディアは、北朝鮮への特使派遣の可能性も伝えている。 news
2018/02/14 ウィリアムソン英国防相は、同国海軍のフリゲート艦が来月、航行の自由の確保を目的に、オーストラリアを出港して中国が軍事拠点化を進めている南シナ海を航行すると明らかにした。豪有力紙オーストラリアンが13日報じた。同国防相は昨年12月の小野寺五典防衛相との会談で、アジア太平洋地域の航行の自由のため、空母を派遣する方針を表明していた。中国外務省の耿爽・副報道局長は13日の記者会見で、「各国は風がない所に波を立てようと企てるのはやめてほしい」と不快感を表明した。同紙によると、フリゲート艦「サザーランド」が今週、豪州に到着する。ウィリアムソン国防相は「(本国帰還の途中で)南シナ海を航行し、英海軍にその権利があると明確にする」と語った。  news
2018/02/14 韓国の文在寅大統領は13日、先の南北首脳級会談に関連して「米国も南北対話を肯定的にとらえ、北朝鮮と対話する意思を明らかにした」と述べた。ラトビアのべーヨニス大統領との会談での発言として韓国大統領府が発表した。一方、安倍首相は国会で、北朝鮮に最大限の圧力を加える方針で米国と一致していると強調した。文氏は10日、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の特使として韓国を訪問した妹の金与正党第1副部長らと会談。文政権は対話が核問題解決に寄与するとし、国際社会の支持取り付けへ外交を本格化した。 news
2018/02/13 米紙ワシントン・ポスト電子版は11日、ペンス米副大統領が同紙とのインタビューで、北朝鮮が非核化に向けた行動を取るまで米国は「最大限の圧力」を維持する一方、南北対話の進展次第で前提条件なく直接対話を行う用意があるとの見解を示したと報じた。北朝鮮が非核化の意志を示すまで対話に応じないとしていたトランプ政権の方針の「重要な転換」と指摘した。平昌冬季五輪の開会式出席のため訪韓後、米国に向かう機中で同紙に語った。韓国の文在寅大統領との会談で、まず南北で協議を進め、その後に米朝対話の可能性があるとする今後の進め方で合意したとしている。 news
2018/02/10 ロイター通信は9日、ミャンマー当局に国家機密法違反の罪で起訴された同通信のミャンマー人記者2人は、西部ラカイン州でイスラム系少数民族ロヒンギャの住民10人が虐殺された事件を取材していて逮捕されたと報じた。2人は昨年12月12日に逮捕された。検察当局は1月10日に起訴。同じ日に国軍は治安部隊が昨年9月2日にロヒンギャ10人を殺害したことを認めた。ロイターは「虐殺に関するロイターの調査が逮捕の引き金になった」と断じた。  news
2018/02/08 台湾東部・花蓮県沖で6日夜(日本時間7日未明)に発生したマグニチュード(M)6・0の地震の被害が拡大している。7日夜時点で死者は少なくとも7人、負傷者は日本人9人を含む260人に増えた。まだ複数の人が建物などに閉じこめられているとみられ、余震が相次ぐ中、救助隊が捜索・救助活動を進めている。被害が大きい同県花蓮市中心部では、大型ホテル「統帥大飯店」(地上11階、地下1階)の1階部分が完全に押しつぶされ、フロント係の26歳と36歳の男性従業員2人が閉じこめられた。救助隊員たちは重機で壁を壊し、がれきを取り除きながら中に進んだ。呼びかけると、何かをたたく音がしたため「2人生存」との情報が流れ、見守る家族たちを勇気づけた。 news
2018/02/08 ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相率いる保守系与党キリスト教民主・社会同盟(CDU・CSU)と第2党の社会民主党(SPD)は7日、新たな「大連立」政権発足へ向けて合意に達した。独メディアが報じた。欧州最大の経済大国で4か月続いていた政治的空白に終止符が打たれる見通しだ。独週刊誌シュピーゲル(Der Spiegel)、公共放送ARD、大衆紙ビルト(Bild)の各メディアは、最後まで残っていた双方の主張の相違が克服され、4期目のメルケル政権発足に向けた協定に署名する準備ができたと報じた。 news
2018/02/07 韓国で平昌冬季五輪の祝賀公演を行う北朝鮮の芸術団「三池淵管弦楽団」本隊が6日夕、貨客船「万景峰92号」で韓国北東部・墨湖の港に到着した。北朝鮮芸術団の韓国公演は7回目で、2002年8月以来15年半ぶり。女性団長の玄松月氏が率い、オーケストラ約80人と歌手、舞踊手ら約60人の計約140人で構成される。韓国で公演する北朝鮮芸術団として過去最大規模となる。8日に北東部・江陵の江陵アートセンターで、11日にソウルの国立劇場で公演する。万景峰92号は6日、北朝鮮東部・元山を出港した後、韓国側海域に入り、韓国艦の案内を受けた。江陵公演の期間中、一行は万景峰92号に宿泊する。船での訪韓は、外部との接触を極力避ける意図とともに、「北朝鮮船舶の韓国入港を禁じている韓国の独自制裁の緩和を狙う布石」との観測も出ている。韓国政府は今回の入港を制裁の例外措置と位置付けている。  news
2018/02/07 仏パリで5日、レストラン格付け本「ミシュランガイド(Michelin Guide)」の2018年フランス版の概要が発表され、日本人シェフ2人のレストランが新たに二つ星を獲得した。二つ星を獲得したのは鷹野孝雄(Takao Takano)氏がリヨンで営むフレンチレストラン「タカオ・タカノ」と、仏東部ソーヌエロワール(Saone-et-Loire)地方のサンタムールベルビュー(Saint-Amour-Bellevue)近郊にある浜野雅文(Masafumi Hamano)氏の「オー・キャトルズ・フェブリエ(Au 14 Fevrier)」。 news
2018/02/04 フランス南部サントロペ付近で2日、軍用ヘリコプター2機が墜落し、5人が死亡した。AFP通信によると、2機は上空で衝突したとみられる。捜査当局が原因を調べている。1機に3人、別の1機に2人が搭乗し、飛行訓練中だった。現場はサントロペの北西約50キロに位置する湖周辺。墜落した2機はともに仏製軽量ヘリ「ガゼル」で、近くの陸軍学校の基地に所属していた。
2018/02/04 3月4日に予定されるイタリア上下両院の総選挙が1カ月後に迫った。ベルルスコーニ元首相(81)が率いるフォルツァ・イタリアや欧州連合(EU)懐疑派の北部同盟を含む右派系野党連合が優勢を維持。EU懐疑派の新興野党「五つ星運動」と中道左派の与党陣営はやや劣勢だ。ただ、各陣営とも議席の過半数に届かず、政治空白に陥る可能性が懸念されている。コリエレ・デラ・セラ紙が1月下旬に掲載した世論調査では、右派連合が計35%の支持を獲得。難民に対する厳しい姿勢や、フォルツァが景気刺激策として公約した所得減税、年金増額といった政策が評価されているようだ。ベルルスコーニ氏は過去に脱税事件で有罪判決を受けたことから現在は被選挙権を持たず、首相復帰は難しい。しかし、右派連合が躍進すれば強い影響力を取り戻すのは必至だ。高齢に加えて最近はテレビ出演のキャンセルが続いたことから健康不安説がくすぶるが、「勝つための選挙戦を展開する」と健在ぶりをアピールしている。「五つ星」は、ユーロ通貨圏離脱といったかつての過激な公約を後退させる一方で、年金増額や育児支援の拡充といった弱者に優しい改革を主張。支持率は29%と単独の政党としてはトップに立つ。これまで既存政党との連携に否定的だったが、首相候補のディマイオ氏(31)は1月末、「過半数を取れなければ他党にも参加を呼び掛ける」と柔軟な姿勢を示した。  首相返り咲きを目指すレンツィ前首相(43)の与党・民主党は、昨冬に起きた分裂騒動が尾を引き、支持率は23%と低迷。レンツィ氏は、右派連合や「五つ星」の政策について財源面の裏付けが乏しいと批判した上で「EUがポピュリストの脅威にさらされている」と訴え、支持回復を狙う。
2018/02/02 フォックス英国際貿易相は1日、保守党内の同僚議員に対し、国内政治にこだわるのをやめ、メイ首相が海外の指導者にいかに評価されているかに目を向けるよう促した。首相の国際的業績を持ち上げて、求心力が低下している首相を擁護した。同相はメイ首相とともに中国を訪問中。
2018/01/31  寒波などによる断水が全世帯の4割超で発生した新潟県佐渡市は、30日午後4時現在、引き続き3078世帯が断水しているとみられると発表した。破裂した水道管の止水や点検調査が進んだため、断水世帯は29日午後7時半時点と比べ3分の1以下に減ったが、依然水道の供給は不安定な状態が続き、完全復旧のめどは立っていない。市によると、29日に断水世帯が多かった佐和田、金井、新穂、畑野、真野の各地区では復旧が進んだが、両津の1076世帯、羽茂の820世帯などが依然断水しているとみられる。断水の影響で29日に小中学校25校が臨時休校、15の保育園幼稚園が休園したが、30日は全て再開した。市はこの日、市内各地に給水所を19カ所設置。前日より8カ所増やし、通水が進んだこともあり大きな混雑は見られなかった。 一方、水が使えるようになった地域でも、食事時など水が多く使われる時間帯に供給が不安定になっている。断水の影響で各家庭に洗濯物がたまっているとみられ、水の使用量がこれから増える恐れもある。市は配水維持のため、一部地域で夜間断水などの給水制限を行っている。まだ多くの住宅で漏水している可能性があり、市は確認作業を続けている。三浦基裕市長は30日、報道陣の取材に対し「1日1回は自宅のメーターを確認し、漏水がないか調べてほしい」と注意を促した。
2018/01/31 米連邦通信委員会(FCC)は30日、ハワイで13日起きた弾道ミサイル誤警報の原因などに関する中間報告書を発表した。危機管理を担う州の緊急事態管理局内で行われた抜き打ち訓練を「実際の攻撃」と担当者が誤解し、避難を呼び掛ける緊急警報を発信していたことが明らかになった。イゲ州知事らは30日の記者会見で、緊急事態管理局トップのミヤギ局長の引責辞任を発表した。訓練を誤解して警報ボタンを押した担当者は解雇された。報告書によると、この担当者は13日朝の抜き打ち訓練の際、最初に「訓練、訓練」と連呼されたのを聞き逃して警報ボタンを押してしまった。
2018/01/31 台湾国防部(国防省)は30日、2月中旬から始まる春節(旧正月、Lunar New Year)を前に、外部からの侵攻を想定した軍事演習を行った。台湾にとって最大の脅威である中国が蔡英文(Tsai Ing-wen)総統に対する圧力を強めており、また中国が新たに設定した航空路をめぐっても中台の対立は深まっている。国防部は演習が中国による侵攻を想定したものかどうかは明確にしなかったが、「台湾海峡(Taiwan Strait)の平和と国家の安全を保護する決意」を示すことが目的だと述べた。
2018/01/30  新潟県佐渡市が発注した配水管の設計に関する入札で、予定価格を漏らしたとして、県警捜査2課などは26日、官製談合防止法違反容疑で、同市上下水道課主任の信田薫容疑者(41)=同市徳和=と、建設コンサルタント会社の所長小浜和明容疑者(46)=同市両津大川=を逮捕した。同課は2人の認否を明らかにしていない。逮捕容疑は2017年9月12日、配水管の設計業務を委託する指名競争入札で、信田容疑者が小浜容疑者に予定価格を教え、落札させた疑い。(
2018/01/30 佐渡市で29日、凍結が原因とみられる水道管の破裂で漏水が大量発生し、市は午後7時半現在で島内約2万4千世帯のうち1万371世帯が断水しているとみられると明らかにした。復旧作業や給水所の設置などを進めているが、復旧のめど...
2018/01/27  大相撲初場所14日目は27日、東京都墨田区の両国国技館で行われ、西前頭3枚目の栃ノ心(30)=本名レバニ・ゴルガゼ、ジョージア出身、春日野部屋=が松鳳山を寄り切り、13勝1敗として初優勝を決めた。同国出身初の制覇で、欧州勢では3人目。平幕優勝は2012年夏場所の旭天鵬以来6年ぶりとなった。白鵬、稀勢の里の2横綱が途中休場した中、栃ノ心は力強い右四つを武器に白星を重ねた。昨年の元横綱日馬富士の暴行問題に続き、十両大砂嵐による無免許運転の疑いや、過去の春日野部屋の傷害事件が発覚するなど不祥事に揺れた今場所。元関脇の実力者が新年の土俵を飾った。
2018/01/27 世阿弥は、能をほかの芸能とは全く異なる世界として価値付けました。いわゆる「ブランド化」したのです。そのブランド・イメージが「幽玄」です。もともと、世阿弥が属する大和申楽は、物まねの芸能であり、ライバル関係にあった近江申楽は、雅な天女舞を中心とした幽玄美が売り物でした。その幽玄美を取り入れたのが、世阿弥の能でした。では、幽玄とは何でしょう。世阿弥は、『花鏡』の中で、「ことさら当芸において、幽玄の風体第一とせり。」(能では、幽玄の姿であることが、第一に大事なことである。)と述べた後、幽玄の最も良い例として、12〜13歳の少年が能面をつけないで舞台にいる姿を挙げています。幽玄とは、「美しく柔和な姿」という意味です。音曲の美しさ、姿が美しく静に舞う姿などが「幽玄」です。たとえ鬼の演目でも、写実に走らず、美しく舞うことが求められたのです。能の美は、謡(うたい)、舞、楽器の演奏、豪華な衣装などの各要素の「美」を結集したところに生まれるものです。このように、総合芸術であるというところが、ほかの芸能とは異なった能独自の価値を生むことに繋がったのです。加えて、世阿弥は「口伝」を考え出しました。今の家元制の発案です。家元制により、「幽玄」という美の価値は、さらに神秘化され、権威付けられました。こうして、能のブランド・イメージが確立されたのです。 花

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岩田 雅プロフィール

近影

佐渡市(旧金井町)出身
1946年生まれ
(東京都世田谷区在住)
元通信社論説委員
2010年日本ペンクラブ会員

国際評論集

  • 第1弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく」(2010年)
  • 第2弾「鬼太鼓の鬼 アジアをゆく」
  • 第3弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく―女王のいる共和国」
    (2011年)
  • 第4弾「時代を歩く―評伝。
    本間雅晴のころ」
    (2012年)
  • 第5弾「時代と生きる-
    みやこの西北・早稲田の杜」
    (2013年)
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