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2019/12/09 リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞に決まった旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)は8日、ストックホルム大の講堂で受賞記念講演をした。環境や経済、便利な生活のバランスがとれた将来の持続可能な社会づくりに「リチウムイオン電池が中心的な役割を果たす」と話した。 タイトルは「リチウムイオン電池の開発経緯とこれから」。吉野氏は冒頭「(大学ではなく)企業研究者の私が受賞したことに日本中が大変興奮した」と切り出した。生い立ちに触れ、小学校のころに英国の科学者ファラデーの著書「ロウソクの科学」を読み、化学に興味を持ったことを紹介した。 news
2019/12/08 ドイツのメルケル首相は6日、ポーランド南部のアウシュビッツ強制収容所の跡地を、2005年の首相就任後初めて訪問した。追悼式典で、メルケル氏はナチスによるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)について、「野蛮な犯罪行為がドイツ人によって行われたことを深く恥じている」と述べ、ナチスによる過去の行為を謝罪した。また、メルケル氏は、独国内でユダヤ人を標的にした犯罪が増えていることを念頭に、「我々は反ユダヤ主義を許容しない」と語った。跡地を管理するポーランドの財団の設立10年を機に、メルケル氏が招かれた。西独時代を含め現職首相の訪問は、メルケル氏が3人目となった。 news
2019/12/08  韓国紙、朝鮮日報(日本語電子版)が、さきに訪韓した中国の王毅国務委員兼外相の言動にかみついた。6日にアップした社説のタイトルは「韓国で韓国の同盟を攻撃した中国外相、自分の庭とでも思っているのか」と刺激的だ。社説は、王氏が米国を念頭に「大国が小国をいじめること、強者が弱者をないがしろにすること、他国の内政に干渉することに反対する」と述べたことなどを取り上げ、「同外相の話を聞いて驚いた人も多いだろう。中国外相が他国で、自分の国を非難したかのように聞こえたからだ。その一言一言はこれまで中国がしてきた行動そのものだ」と痛烈に皮肉った。また、「王毅外相は文在寅(ムン・ジェイン)大統領とあいさつをする時、腕をたたいたこともあった」と過去の振る舞いにも厳しい視線を向けた。 news
2019/12/07 2015年にイラン核合意を結んだイランと英仏独中ロは6日、合意の維持を目指し、ウィーンで次官級会合を開いた。合意を離脱した米国の制裁に苦しむイランは、核開発制限を停止する瀬戸際戦術で英仏独に制裁を埋め合わせる措置を求めているが、米国と板挟みの欧州側は妙手を見いだせず、緊張は高まっている。 中国の代表は会合終了後、記者団に「全参加国が、合意を維持する強い決意を持っている」と強調した。イランは11月、中部フォルドゥの施設でウラン濃縮を再開するなど合意逸脱を加速してきた。一方で、制裁で国民は困窮し、最近の反政府デモでは「死者1000人以上の恐れがある」(米国務省のフック・イラン担当特別代表)とさえ指摘される。  news
2019/12/06 韓国の文在寅大統領は5日、ソウルの大統領府で中国の王毅国務委員兼外相と会談した。文氏は「現在、朝鮮半島の完全な非核化に向けた過程が重大な岐路を迎えている」と強調。朝鮮半島での戦争を容認しないとする原則も挙げ、中国側の積極的な支援を要請した。王氏は平和的解決に向け、建設的な役割を果たす意思を表明した。 韓国大統領府が会談内容を発表した。非核化を巡る米朝協議が停滞する中、北朝鮮が交渉期限とする年末に向けて米韓へのけん制を強めていることが背景にある。 王氏は国際情勢について「強権政治の脅威を受けている」と述べた。米政権を念頭に置いたとみられる。 news
2019/12/06 フランスで5日、マクロン政権の年金改革に反対する交通機関の大規模ストが始まった。国鉄は約9割が運休。航空機は約2割が運休となった。パリでは地下鉄の大半が止まり、観光名所のエッフェル塔が閉鎖されるなど混乱が広がっている。年金改革は、公務員・公営企業への優遇措置を見直す内容で、政府は年明けにも法案を国会提出する方針を示していた。労働組合はスト期限を設定しておらず、長期化する可能性がある。 news
2019/12/05 7年近く政府のスポークスマンを務めてきた菅義偉官房長官の発信が、大きくぐらついている。国の税金を使って首相が主催する「桜を見る会」をめぐり、場当たり的になったり、答えに窮したり。4日午前の記者会見では、11回にわたって事務方からメモが差し入れられた。「少々お待ち下さい。あまり詳細ですと……」  午前の会見中、菅氏は小声で苦笑いを浮かべた。廃棄したとする桜を見る会の招待者名簿をめぐり、繰り返し説明を求められると、近くに控える秘書官に目をやり、メモを待った。菅氏は2012年末の第2次安倍政権発足以来、平日に1日2回の記者会見をほぼ1人でこなしてきた。答弁に詰まり、秘書官に助け舟を出されることはあるが、4日午前にあった約20分の会見では、桜を見る会の話題でメモが差し入れられたのは11回。異例の多さだった。 news
2019/12/04 設立70年を迎えた北大西洋条約機構(NATO)の首脳会議が3日、英国で始まった。2日間の会議に先立つ会談で、加盟国の防衛費負担の低さを執拗に責め立てたトランプ米大統領に、フランスのマクロン大統領は「NATOは金だけではない」と反論。ロシアに接近する加盟国トルコ問題でも火花を散らし、初日から米欧同盟の亀裂を露呈した。 首脳会議は3日夜、ロンドンのバッキンガム宮殿でエリザベス女王による各国首脳の歓迎式典が開かれ公式に開幕した。 news
2019/12/04 トランプ米大統領は3日、在日米軍の駐留経費負担増を安倍晋三首相に要求したことを明らかにした。訪問先のロンドンでストルテンベルグ北大西洋条約機構(NATO)事務総長との会談前、記者団に語った。トランプ氏は安倍氏を「友人」と呼んだ上で「シンゾウ、われわれを助けてくれないか。われわれはたくさん払っている。日本は豊かな国だ。われわれは日本の防衛に大金を払っている」と伝えたと語った。トランプ氏は米国が日本など同盟国の防衛に果たしている役割を強調した上で「彼らはこれまで(負担増を)求められたことはなかった」とも主張した。   news
2019/12/04 トランプ米大統領は3日、訪問先のロンドンで、英国の選挙には介入したくないが、ジョンソン英首相は非常に有能な人物であり、良い仕事をするだろうと発言した。北大西洋条約機構(NATO)首脳会議に出席するためロンドンを訪れているトランプ氏は「ボリス(ジョンソン首相)は非常に有能だと思う。良い仕事をすると思う」と発言。英国の欧州連合(EU)離脱を支持する考えを改めて示した。英国では12日に総選挙が実施される。 news
2019/12/03 暮れてなお命の限り蝉しぐれ 中曽根康弘 中曽根政権の最後の夏に詠んだ句です。地中7年地上7日(実際は野生の蝉は、1カ月ほど生きるそうですが…)と言われる、蝉の生き様と重ね併せて詠まれたというこの句、元総理の熱い思いが迸り出ているように思います。今までに学生時代から詠んだ句を集めた句集を2冊出版されており、ご自身が一番気にいっているのがこちらの句だということです。小泉純一郎元首相から引退を勧告された際にも口にしたのだとか…と胸に迫るものがありました。中曽根さんの句は熱いのが多いですね。亡き父母を呼びかひ鳴くや蝉時雨 中曽根康弘 同じ蝉しぐれを詠んだ句です。こで素朴な疑問なんですが、蝉が鳴くのはオスがメスを呼ぶ為、あるいは外敵に捕獲された時など危険が迫った時…だそうなんですが、亡き父母を呼びって、それはないんでは…と思ってしまいました。~ん、どうなんだろう。この表現が逆にいいのかな? よくわからない部分です。ところで中曽根さんは、現在95歳でいらっしゃるそうです! news
2019/12/03 非常に強い勢力を伴った台風28号(アジア名:カンムリ、Kammuri)が、2日から3日にかけてフィリピンに上陸するとみられている。台風の接近を受けて同国では数万人が避難を余儀なくされたほか、首都マニラ近郊で開催中の東南アジア競技大会(SEA Games)への影響が懸念されている。台風28号(アジア名:カンムリ)の進路を示した図。© AFP 台風28号(アジア名:カンムリ)の進路を示した図。 気象予報によると、台風28号は強い雨と最大風速51メートルの強風を伴って、2日から3日にかけて同国東部に上陸する見込み。その後、東南アジア競技大会の会場があり、約1300万人が暮らすマニラ付近を通過するとみられる。台風28号の上陸を控えたフィリピン・アルバイ州レガスピで、一時避難所として使われている教室で休む住民ら(2019年12月2日撮影)。© RAZVALE SAYAT / AFP 台風28号の上陸を控えたフィリピン・アルバイ州レガスピで、一時避難所として使われている教室で休む住民ら(2019年12月2日撮影)。  上陸が予想されるマニラ南東のビコル(Bicol)地域では、すでに7万人近くの住民が避難した。  同国の気象当局は、雨による土砂崩れや、東部沿岸地域で最高3メートルの高潮が発生する恐れがあると注意を促した。 台風28号の上陸を控えたフィリピン・アルバイ州レガスピで、一時避難所として使われている教室で休む住民ら(2019年12月2日撮影)。© RAZVALE SAYAT / AFP 台風28号の上陸を控えたフィリピン・アルバイ州レガスピで、一時避難所として使われている教室で休む住民ら(2019年12月2日撮影)。 台風28号の上陸を控えたフィリピン・アルバイ州レガスピで、木製の漁船を安全な場所まで運ぶ住民ら(2019年12月2日撮影)。© RAZVALE SAYAT / AFP 台風28号の上陸を控えたフィリピン・アルバイ州レガスピで、木製の漁船を安全な場所まで運ぶ住民ら(2019年12月2日撮影)。 もっと見る news
2019/12/03 北朝鮮が今夏ごろ以降、国内の数十カ所で、ミサイルを移動発射台から撃つ際に使うコンクリート製の土台を増設していることが、米韓関係筋への取材でわかった。軟弱地盤からの発射で発射台が壊れたり、ミサイルの軌道が狂ったりするのを避けるとともに、発射場所を事前に察知されるのを防ぐ狙いがあるとみられる。米朝協議が停滞するなか、日韓などは、北朝鮮が新たな軍事挑発に出る恐れがあると警戒している。米韓関係筋によると、増設された土台は縦と横がいずれも数十メートルの大きさ。射程が長い大陸間弾道ミサイル(ICBM)を撃つ移動発射台を置くのにも使える規模という。北朝鮮のミサイルについて、日米韓は衛星写真や、北朝鮮が公表した発射時の写真の分析により、発射の振動で地面が大きくえぐれたり、移動発射台が破損したりした事例を把握している。また、過去にはコンクリートで舗装された高速道路や空港の滑走路に移動発射台を置き、発射していたケースもあった。 news
2019/12/02 ブッシュ(父)米大統領とソ連共産党のゴルバチョフ書記長が冷戦終結を宣言したマルタ会談から30年。ロシアにとっての会談の意義を識者に聞いた。◇  クバルジン・モスクワ大教授(政治学)マルタ会談当時、ポーランドや東ドイツ、チェコスロバキアなど共産圏では大きな変革が起きていた。会談で重要だったことは、これらの変革が新たな紛争や“熱い戦争”に転化することを防ぎ、冷戦終結の方向を維持することだった。マルタ会談の意味は、これらの変革が秩序立った形で行われていくことをゴルバチョフ・ソ連共産党書記長が保証したことだ。冷戦終結30年 ロシア識者に聞く「現代の危機、冷戦以上」© 産経新聞社冷戦終結30年 ロシア識者に聞く「現代の危機、冷戦以上」 現在の世界は冷戦当時より危険な状態ともいえる。ロシアやイラン、北朝鮮など米国の覇権を拒否する国が増えている。ドローンや超音速兵器など新しい軍事技術が誕生し、人工知能(AI)が軍事転用された場合に何が起きるかも予測できない。現代世界は相互不信が広がった危機的な状況だが、主導的な政治家たちは世界の運命に目もくれず、目前の選挙と保身のことしか考えていない。◇ ペチャトノフ・モスクワ国際関係大教授(歴史学)マルタ会談ではいかなる具体的な合意もなされなかったが、会談の歴史的な意義は大きい。それは冷戦の終結が宣言されたことにとどまらない。会談は、ブッシュ(父)米大統領とゴルバチョフ・ソ連共産党書記長の個人的外交関係の始まりとなり、東西ドイツ統一など1990~91年の国際問題の解決に重要な役目を果たした。また、米ソ・米露間の政治を活性化させ、第1次戦略兵器削減条約(START1)や両国の経済的連携の発展にもつながった。一方で、否定的な部分もある。ブッシュ氏の行動の遅さや保守主義により、時間が無駄に流れた。また、成果が実現されたときにはゴルバチョフ氏の国内的立場は弱まっており、欧州などに本質的に新しい対等な安全保障システムを構築するチャンスが失われた。     ブッシュ(父)米大統領とソ連共産党のゴルバチョフ書記長が冷戦終結を宣言したマルタ会談から30年。ロシアにとっての会談の意義を識者に聞いた。(モスクワ 小野田雄一)      ◇  クバルジン・モスクワ大教授(政治学)  マルタ会談当時、ポーランドや東ドイツ、チェコスロバキアなど共産圏では大きな変革が起きていた。会談で重要だったことは、これらの変革が新たな紛争や“熱い戦争”に転化することを防ぎ、冷戦終結の方向を維持することだった。マルタ会談の意味は、これらの変革が秩序立った形で行われていくことをゴルバチョフ・ソ連共産党書記長が保証したことだ。 冷戦終結30年 ロシア識者に聞く「現代の危機、冷戦以上」© 産経新聞社冷戦終結30年 ロシア識者に聞く「現代の危機、冷戦以上」  現在の世界は冷戦当時より危険な状態ともいえる。ロシアやイラン、北朝鮮など米国の覇権を拒否する国が増えている。ドローンや超音速兵器など新しい軍事技術が誕生し、人工知能(AI)が軍事転用された場合に何が起きるかも予測できない。  現代世界は相互不信が広がった危機的な状況だが、主導的な政治家たちは世界の運命に目もくれず、目前の選挙と保身のことしか考えていない。      ◇  ペチャトノフ・モスクワ国際関係大教授(歴史学)  マルタ会談ではいかなる具体的な合意もなされなかったが、会談の歴史的な意義は大きい。それは冷戦の終結が宣言されたことにとどまらない。  会談は、ブッシュ(父)米大統領とゴルバチョフ・ソ連共産党書記長の個人的外交関係の始まりとなり、東西ドイツ統一など1990~91年の国際問題の解決に重要な役目を果たした。また、米ソ・米露間の政治を活性化させ、第1次戦略兵器削減条約(START1)や両国の経済的連携の発展にもつながった。  一方で、否定的な部分もある。ブッシュ氏の行動の遅さや保守主義により、時間が無駄に流れた。また、成果が実現されたときにはゴルバチョフ氏の国内的立場は弱まっており、欧州などに本質的に新しい対等な安全保障システムを構築するチャンスが失われた。      news
2019/12/02 小泉純一郎元首相は1日、鹿児島県薩摩川内市で記者団に対し、死去した中曽根康弘元首相について「国鉄民営化など大事な改革を成し遂げた大政治家」と悼んだ。かつて政界引退を迫ったときの経緯を振り返り、「嫌なことを言いに行くのは気が重かった」と当時の心境を吐露した。 小泉氏は2003年の衆院選に当たり、比例代表の「終身1位」を約束されていた85歳の中曽根氏に政界引退を要請。「選挙をしないで終身、国会議員をやることが疑問だった」とする一方で、中曽根氏から「政治的テロみたいなものだ」と言われたことについて「びっくりした」と語った。 news
2019/12/02 欧州連合(EU)で1日、新たな欧州委員会とEU大統領による新体制が発足した。フォンデアライエン欧州委員長(61)、ミシェルEU大統領(43)らが同日、ブリュッセルで記念式典に出席。2人の任期はともに5年。ォンデアライエン氏は、ドイツの前国防相。女性として初の委員長となった。ミシェル氏はベルギーの前首相で、EU首脳会議の議長として加盟国の調整を担う。来年1月末に予定される英国のEU離脱を控え、EUの結束をどう強化するかが2人の課題となる。中国外交や欧州安全保障、移民対策などの重要課題で、加盟国の足並みの乱れがあらわになっている。フォンデアライエン氏は気候変動対策を最重要課題に掲げており、2日にスペインで始まる国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)に出席する。 news
2019/12/01 欧州連合(EU)は1日、主要機関の欧州委員会と欧州理事会に新たなトップを迎えた新体制を始動する。英国の離脱問題のほか、移民政策を巡る加盟国間のあつれきなど難題を積み残したままの船出となる。行政執行機関の欧州委員会を率いるフォンデアライエン新欧州委員長(61)=ドイツ前国防相=が、最優先分野に掲げるのは気候変動対策だ。欧州議会から欧州委員(閣僚に相当)人事の承認を得た11月27日には「気候変動対策で無駄な時間はもうない。大規模な投資が必要」だと訴えた。 news
2019/11/30 「戦後政治の総決算」を掲げて戦後第5位の長期政権を担った元首相の中曽根康弘(なかそね・やすひろ)氏が29日午前7時22分、老衰のため東京都内の病院で死去した。101歳。群馬県高崎市出身。自宅は東京都豊島区高田2の18の6の301。葬儀・告別式は近親者のみで行い、後日お別れの会を開く。喪主は長男で参院議員の弘文ひろふみ氏。首相在任約5年、1806日間は安倍晋三首相、佐藤栄作、吉田茂、小泉純一郎の各元首相に次ぐ。自主憲法制定が持論で、議員引退後もライフワークとして取り組んだ。首相在任中は国鉄(現JR各社)の分割・民営化など行財政改革を推進した。東京帝国大卒。内務省入り後に海軍主計将校となり、終戦を迎える。1947年、衆院旧群馬3区で当時の民主党から初当選し、当選20回。科学技術庁長官、運輸相、防衛庁長官、通産相、自民党幹事長、行政管理庁長官を歴任。82年11月、第71代首相に就任した。首相として戦後初めて靖国神社を公式参拝し、中国の反発を招いた。防衛費の国民総生産(GNP)比1%枠撤廃など国政上のタブーにも挑んだ。外交では、首相就任直後に首相として初の韓国公式訪問を電撃的に実現し、関係改善を推進した。対米関係ではレーガン大統領との間で「ロン・ヤス」の信頼関係を築いた一方、日米同盟に関する「運命共同体」「不沈空母」発言が物議を醸した。85年のプラザ合意ではドル高を是正、円高を事実上容認した。  86年の衆参同日選で自民党を衆院300議席の圧勝に導き、党総裁任期を1年延長し続投。売上税導入を目指したが、公約違反との批判を浴び断念した。97年に大勲位菊花大綬章を受章。ロッキード事件、リクルート事件を巡り国会で証人喚問を受けるなど疑惑も指摘された。  2003年の小泉首相の勧告を契機に引退した。趣味は俳句。首相退任直後や議員引退時に「暮れてなほ 命の限り 蟬せみしぐれ」と詠んだ。  11年10月には、県から名誉県民の称号が贈られた。  安倍首相は29日「戦後史の大きな転換点でかじ取り役を果たした。深い悲しみを禁じ得ません。国民と共に心から哀悼の意を表します」とする談話を発表した。 news
2019/11/30 安倍、佐藤、吉田、小泉各内閣に次ぐ戦後第5位の長期政権を担い「戦後政治の総決算」を掲げて国鉄(現JR各社)の分割・民営化を実現した元首相の中曽根康弘(なかそね・やすひろ)氏が死去したことが29日、分かった。101歳。群馬県出身。関係者によると、29日午前7時すぎ、東京都内の病院で亡くなった。東京帝国大(現東大)法学部卒。内務省入り後に海軍主計将校となり、終戦を迎える。1947年に衆院旧群馬3区で初当選し、当選20回。82年11月、第71代首相に就任した。戦後第5位の長期政権だった。自主憲法制定を唱え、2003年の議員引退後も憲法改正を主張した。 news
2019/11/30 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は、同国のシリア侵攻を批判したフランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領について、「脳死」に陥っていると非難した。「脳死」という表現は、マクロン大統領が最近、北大西洋条約機構(NATO)を評して用いた言葉。英国では来週、NATOの創設70年を記念する首脳会議が開かれる。マクロン大統領と共に同会議に出席する予定のエルドアン大統領は、テレビ演説で痛烈なマクロン氏批判を展開。「私はフランスのエマニュエル・マクロン大統領に向けて話しており、これはNATOでも言うつもりだ。まずは自分の脳死を調べてもらうように。こういった発言は、あなたのように脳死状態に陥っている人々のみにふさわしい」と述べた。 news

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岩田 雅プロフィール

近影

佐渡市(旧金井町)出身
1946年生まれ
(東京都世田谷区在住)
元通信社論説委員
2010年日本ペンクラブ会員

国際評論集

  • 第1弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく」(2010年)
  • 第2弾「鬼太鼓の鬼 アジアをゆく」
  • 第3弾「鬼太鼓の鬼 世界をゆく―女王のいる共和国」
    (2011年)
  • 第4弾「時代を歩く―評伝。
    本間雅晴のころ」
    (2012年)
  • 第5弾「時代と生きる-
    みやこの西北・早稲田の杜」
    (2013年)
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